【業務中の事故】UberEats配達パートナーに必要な保険【個人賠償責任/自転車の保険】
9月に入ってから何故かツイッターのTLに事故報告が増えてきた気がします。
それに伴ってどの保険に入ればいいのかという話題も増えています。
また、猛暑が過ぎて新規配達員もさらに増えてきていると思いますので
私自身が加入している保険も含めUberEatsパートナーに必要な保険についてまとめてみました。
まずは以前書いた内容をおさらい。
Uber eats稼働中に事故が起こった際に発生するリスクは3種類
・相手のケガに対する治療費(対人)
・相手の物品に対する損害賠償(対物)
・自身のケガに対する治療費
※私物(自身の自転車やスマホ)については除外
《私が現在加入している保険》
・アクサの医療保険(月額3000円)
・au自転車保険bycle(月額600円)
※ロードバイクに乗り換えたので「TSマークの保険」適用はなくなりました
【医療保険について】
私が加入している医療保険は自身が病気やケガをした際に使える保険
業務中とかプライベートとかは関係無し、Uber中にケガした場合でももちろん使える。
しかしこの保険に関してはUberEatsの為だけではなく、ガンなど病気になったときのためにも加入しています。
【au自転車保険について】
私が加入しているのはbycleのシルバーコースで自転車や自動車に関わる事故が起こった際に使える保険
業務中か否かで適用できる補償が異なる
・業務外に事故が起こった場合 [対人][対物][自身のケガ]に対して補償される/死亡保障有り/自転車運転中だけではなく、歩行中の交通事故でも適用可能
・業務中に事故が起こった場合 [対人][対物]の賠償責任については保険適用不可
[自身のケガ]については適用可能
《au保険のコールセンターに確認した[業務中]の考え方》
・業務中=リクエストを受けてからドロップ完了までの間
・リクエストを受けていないオンライン状態は業務中とは考えない
※あくまでコールセンターでの回答 実際の事故状況と保険担当者によりオンライン状態での事故でも保険適用外と判断される可能性も有りとの事 (私はコールセンター勤務経験があるので回答できる範囲に限りがあるのは理解できる、Uber eatsという特殊な労働形態の為仕方がない それ以上の回答は求めなかった、というより求めても無駄と判断)
私が加入している2種類の保険でカバーできていない
「業務中の事故における対人対物の賠償責任の部分」
に関してはUber保険で補う
ここまでは以前の記事で書いた内容と同じです。
しかし、何かと問題の多いUber運営に頼っていてもいいのか?
本当に困ったときにチカラになってくれるのか?
UberEatsアカウントを作ってツイッターを始めて約半年経ちますが、一度も「Uber保険を使ったことがある」というパートナーは見かけないし、聞いたことがありません。Uber保険使った人は抹消されてるのか?怖い…
Uber保険を使ったらアカウント停止なんて噂もあるのであながち…です。
以前保険の記事をあげた時には個人で加入できる「業務中でも損害賠償を補償してくれる保険」を見つけられていませんでした。
一つずっと検討中で私は加入していないのですが、配達員にオススメ出来る保険があります。
・フリーランス協会
保険に入るというよりは、協会に加入することによって賠償責任保険の特典が受けられるというものです。
↓のように業務遂行中の事故についても適用可能と記載があります(一番最初に自転車で配達中…の文言が出てくるところをみるとUberEats配達員の問い合わせが多いのかな)
私が加入を躊躇しているのは月契約ではなく1年契約だからです。
年会費は1万円、月額で計算すると833円、決して高くはありません
しかし、私がこの協会を知ったのは7月の終わり頃、その時点でUberEatsの配達は長くても半年ほどで引退しようと考えていたため、年会費1万円を払って加入すべきかずっと悩んだまま時が過ぎてました。そして今も加入するつもりはありません。
私は10月からフルタイムの仕事に復帰する予定なので、UberEatsの稼働時間がかなり減るというのも加入しない理由です。
今まで同様、交通ルールを遵守して事故に巻き込まれないよう、事故が起きたとしても決して加害者側にならないよう気をつけて稼働していきます。
私たち配達パートナーが運んでいるのは「たかが他人の飯」です、大企業の重要書類でも輸血用の血液でもありません。多少配達が遅くなっても命に関わるような事はないし、人生終了するリスクを背負ってまでやるお仕事ではありません。
焦らず交通ルールを守って走ることが何より大事だと思います。
たとえBADをもらっても。