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なごみ桜台のaromalife

アロマとは

2019.09.25 14:59

アロマについて

初めてアロマを知る人にとっての基本的な内容を書かせてもらいます🎵


なごみのアロマ基礎研修でも同じ内容やってますので興味ある方はぜひ最後まで読んでいただきたいです。


さらに知識を深めたい場合は以下の内容では

不足な部分が多数あります。

たくさんの文献や検定、教室など学べるところは多数あるので学んでみてください。

オイルを使用するメリットとアロマについて


オイルを使用したマッサージの手技は、血液やリンパ液などの体液の流れを良くする働きがあります。  


オイルというのは、料理でもなじみの深いオリーブオイルやごま油はよく聞くかと思いますが 他にもスイートアーモンドオイルやマカダミアナッツオイルなどのことを言います。

スウィディッシュマッサージをベースにしている手技が多く他にもバリニーズ、アロマトリートメント、ロミロミ、ディープディッシュなど、素肌に直接オイルをつけて流すタイプの施術方法です。  

毛細血管やリンパ管、脂肪、筋肉などにアプローチして血行促進やリンパの流れを良くし、疲労を軽減するアプローチもしやすい方法です。

面で圧をいれる手技が多いので、指圧の点圧よりも優しい力加減に感じます。


リンパというのは身体の老廃物を運ぶ役割があるため、これが滞ると「むくみ・張り・疲労」の原因となります。

マッサージによって血管内やリンパ管節、リンパ管内と組織にある老廃物や水分を排出しやすくし、免疫機能を向上させることを目的とします。

人の手の温もりを直接感じられるので、精神的な疲れや不安感、ストレスの緩和にとても効果的です。



アロマとは


精油のことを言います。


「日本アロマ環境協会による定義」より


精油(エッセンシャルオイル)とは、 植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、 有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと 機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。 


※アロマテラピーは仏語読み、アロマセラピーは英語読みです。


精油は脂溶性の性質をもつので精油の有効成分を効率的に皮膚へと運ぶ(=carry)ことから、キャリアオイルと呼びます。



奥深いアロマテラピー



精油は植物そのものの自然の状態よりもはるかに濃縮されており、非常に濃度が高いので そのまま原液の状態で使用すると、肌トラブルの原因となってしまいます。直接つけると刺激が強くピリピリしたり、かさかさになったりするので原液での使用はできません。

直接つけてみるとエタノールを付けた時のように白くなります。

とは言っても、自然のものですのでブレンドする際などに手についても毒になるわけではないので神経質になることはないですが、アレルギー症状がでることもあるので注意が必要ではあります。私は正しい知識と理解と自己責任で原液塗布をすることもあります。軽いやけどや消毒、痛みのケアなど。

※日本では原液塗布や飲用での使用方法は厳禁としています。絶対に人にすすめてはいけません。



マッサージなどで使用する場合はキャリアオイルなどで必ず、1%~3%(フェイシャルケアや敏感肌の方は、 0.1~0.5%がおすすめ)になるように希釈して使用していきます。

アスリートに行うスポーツアロマというジャンルもあり、 大人のアスリートや、スポーツ愛好家へのパフォーマンス向上に対して試合前や試合後に行うアロマトリートメントでは高濃度の5%で行うこともあり、精油に関しても通常のケアでは使用しないカンファー系やサリチル酸メチルという湿布の成分が95%含まれたウィンターグリーンという精油を使用するなど独特のアロマになります。

本場イギリスなどの医療現場ではさらに高い濃度で使用することもあり、

知れば知るほど奥の深いアロマテラピー、まずは基本を知って、日常生活に取り入れてください。


嗅覚について


香り成分が気体となって分子が鼻に入りそれが電気信号になって脳に伝わり、私たちはにおいを感じています。


五感の中で唯一脳にダイレクトに伝わるのが「嗅覚」なのです。


香りの分子を嗅覚がキャッチすると、感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」や、自律神経系をつかさどる 「視床下部」にその情報が伝わり、体温や睡眠、ホルモンの分泌、免疫機能などのバランスを整えます。


また、キャリアオイルを使用したアロマテラピートリートメントなどによって、精油成分が皮膚から身体に働きかけることもわかっています。


アロマと記憶


「プルースト現象(Proust phenomenon)」研究結果も出ているプルースト現象


マルセル・プルーストというフランスの小説家が、20世紀に『失われた時を求めて』という作品のなかで

“紅茶にひたしたマドレーヌを食べていると、ふと幼い頃の記憶が鮮明によみがえってきた”


という内容の記述があります。

私たちはふとした瞬間に嗅いだ匂いで、過去の記憶がよみがえることがあります。


匂いと結びついた過去の記憶がよみがえることを、マルセル・プルーストがこの小説の中で印象的に描いたことから、「プルースト現象」とよばれています。


プルースト現象に関する研究は、


「匂いによって思い出される記憶は、言葉を手がかりに思い出された記憶より、詳細で鮮明」


だということです。

香りと記憶に関しては大変興味深く、子育てや家族、友人との関係などにも幸せにつなぐツールとなるので興味をもって実践をおすすめします🎵





ブレンドについて


なごみでは1%濃度で5種類のブレンドを用意しています。精油は香りの効能やバランスにあわせて3種類ずつです。

場合によって1%以上の濃度だったり、他の精油を追加ブレンドすることもあります。

妊婦さんや子供、敏感肌の方、アロマが初めての場合は 1%以下もしくはキャリアオイルのみでトリートメントしてください。


※注意すること※

※紫外線の強い時期はレモンとグレープフルーツは使用しない。

※ベルガモットベルガプテンフリーを使用の場合は通常の量でOK。

※皮膚刺激の強いものもお客様に合わせて減らす。

※皮膚が敏感な人は腕の内側でパッチテスト(できたら24時間そのままに)を推奨するが、パッチテストによって アレルギー症状が出る場合があるので心配な精油は使用しないかキャリアオイルのみで行い芳香浴のみにする。


ブレンドに参考となる

ブレンドファクターというもの



1  パチュリ、ベチバー、ベンゾイン、ミルラ  

2  イランイラン、カモミール・ジャーマン、カモミール・ローマン、クラリセージ、 シトロネラ、 ジャスミン、ジュニパーベリー、ジンジャー、ローズ  

3  エレミ、スペアミント、プチグレン、マジョラム、ペパーミント、ユーカリ、レモングラス、レモンユーカリ、ローズマリー  

4  サイプレス、ティーツリー、ゼラニウム、ネロリ、パイン、フェンネル、フランキンセンス、メリッサ、リツィアクベバ  

5  シダーウッド、パルマローザ、ローズウッド  

6  オレンジ、グレープフルーツ  

7  ラベンダー

8  サンダルウッド  

9  タンジェリン、レモン  

10 ― 11 ― 12 ベルガモット


参考:ロバート・ティスランド氏によるブレンドファクター



ブレンドファクター”とは、各アロマオイルの刺激や香りの強弱などを考慮して、 組み合せ(ブレンド)るときの割合を数値化したもので、 ブレンドのバランスをとる際の目安として使います。


文献によって違います。  


・香り:強、刺激:強  → ブレンドファクター:小さい数値(  ”1”=最強)  

・香り:弱、刺激:弱  → ブレンドファクター:大きい数値( ”10”=最弱)


ブレンド計算方法


2通りあります。

一般的な計算方法  

キャリアオイル〇ml x濃度 △%(0.01) =精油の量 ◎ml  

↓  

◎ml÷ 0.05ml (1滴) = □滴

簡単な計算方法  

キャリアオイルの量(ml)×濃度(%=0.0?)×20=滴数

よく使う量で覚えてしまうのもおすすめです。  

20ml、3%=12滴  

20ml、2%=8滴  

20ml、1%=4滴  

30ml、3%=18滴  

30ml、2%=12滴  

30ml、1%=6滴


※精油のドロッパー(滴下)は一滴=0.05ml

まだまだ精油の化学や歴史など奥深い知識を得るとさらにアロマが好きになりさらに興味がわくのではないでしょうか✨✨