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日々記~nichinichi-ki

電子書籍では足らないもの

2019.09.27 23:23

日頃からなるべく

映画を観たり、ライブに行ったり

心震えるような体験を、

積極的に取り入れるようにしているのですが、

それではまかなえない事があるなと

このところ感じました。

とても喉が乾いていて

ゴクゴクと水を飲むのだけど

ちっともカラダに水分がしみ渡らない

そんな経験ありませんか?

十分ではないものの、

それなりのインプットをしているつもり。

さて、原因はなんだろう?と考えて

ちょっと思い至ることが...

近頃本を買うことが少なくなりました。

いえ、本は買うのですが専ら電子書籍。

スキマ時間にちょこちょこと読み進めるのには

とても便利なものなので。

そしてあくまでもワタクシのお話ですが、

電子書籍で買う本は、いわゆるビジネス書か

雑誌が多いのです。

まとめて読まなくても大丈夫だからかなぁ



久しぶりに、本棚から懐かしい本を取りだしました。ハードカバーの古い本です。

開くと紙の匂いとともに、独特な匂い。

図書館の奥のほうとか、

古本屋さんを思い浮かべるような匂い。

紙をめくる。紙の手触り。持って感じる重さ。

本1冊の中に広がる独特の世界観。

 

物語が好きだなぁ...。



月並みな感想なのですが

ワタクシにとっての読書は、

本を読むことで異世界を体験することの他、

『本』そのものから、

嗅覚や触感を満たしていたんだなと

あらためて思いました。

そして知識を得るための読書もですが、

それ以上に自分の想像や空想をかき立てる

物語を読むことが、ココロを満たす

ひとつの手段だなと。


もう少し時間のやりくりをして

落ち着いて本を読む時間をつくります。