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Buddy's English College

英語の発音:どれくらいで上達しますか?

2019.10.09 05:51


みなさんお久しぶりです❗


ここのところ、英文法や英会話よりも発音ばかり教えるようになっているのですが、その中でよく聞かれる質問があります。


「どれくらいで上達しますか?」


この質問に答えるのは非常に難しいです。


🔶 全国主要都市で毎月開催している発音セミナーはこちら 🔶

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✅ 「どれくらいで」について

どれくらいの期間で上達するのかは人それぞれです。ちょっとコツが分かったからと言って、英語で何をしゃべっても上手に発音できるというものではありません。

基本的な部分については数回のレッスンだけで大きく伸びる人が多いですが、すべての人ではありません。


僕が教えているセミナーやコースでは、概ね2〜3時間で


「『現状と比較して』大幅に良くなる」


ことが多いです。誰が聞いても「これは上手い!」という基準ではなく、


そもそものレベルと比較すると「あ、全然違う!」

と言ってもらえる程度に大きく改善


するというものです。発音セミナーをやっていると、他の受講生の発音に対してこのような感想を言われる光景をよく見ます。


また日頃からレッスンを受けて矯正している人は、レッスン日とレッスン日の間をどのように過ごすのかも当然問題となります。

人によって癖の強弱もあるので、その癖をどれだけの時間で抜くことができるのかはその人の個性次第です。



伸びやすい人とそうでない人の例は❓



🔶 もともと伸びやすい人

発音のことをあまり学んだことがない人には面白い話かもしれませんが、歌が上手な方は伸びるのが早いと言えます。過去にプロの歌手の方々を指導したことがありますが、覚えるのがとんでもなく早くて羨ましかったほどです。


🔶 もともと伸びにくい人

一方で「自他ともに認める音痴」(つまりかなりの音痴)の方々は伸びが非常に緩やかで、しばらくの間はまったく伸びていないように感じることが多いですし、本当になかなか伸びないことが多いです。


音痴の方々には音の違いが分からないという方が多く、発音するときに、先生の発音と自分自身の発音の違いも聞き取れないということがよくあります。また、自分の発音が成功したと先生から言われた場合でも、自分ではどんな違いを生み出したのかが分からないこともよくあります。そのため、実際にはできていても自分でそれが認識できずにモヤモヤした気分になることがよくあります。


しかし断言できるのは、かなりの音痴の方でも時間をかければ違いも聞き取れるようになり「必ず伸びる」ということです。これまでも極度の音痴の方々を、いわゆる通常の音感を持っている人と同程度の発音ができるようにしてきました。


🔶 腹式呼吸ができていると伸びやすい

 英語で話すときには、そもそもの呼吸の仕方が日本語とは違います。呼吸でもっとも重要なポイントは腹式呼吸です。これができないと英語らしい音声が出しにくいので、口や舌の動きばかりを追い求めるのはやめましょう。この理由などの詳しいことについては、ぜひ僕のセミナー発音矯正コースをご受講くださいませ。

ネット検索をしてもある程度の情報は出てきますが、これまで自分で確認した範囲(に限ります)では情報が足りない核心をついていないなどと思いました。


🔶 作業によって伸びる人

 日頃から自分の英語の発音を録音して確認している人は伸びやすい傾向があります。英語の発音は「声」や「音」に対する気付きと実践ですので、声や音に真剣に耳を傾けることは発音の向上に大きく貢献します。この理由のひとつには、


「音」を捉える能力の向上が


上げられます。単に一生懸命に発音練習している時間が長く、口や舌の動かし方が上手になるということではなく、


音に対して敏感になることも非常に大切


です。音を出す作業(口や舌、喉などの使い方)と音を聞く作業の両方をすることで効率がぐっと上がります。つまり、ネイティヴの音声だけでなく、


自分の声を分析することでもリスニング力は上がるんです❗




✅ 「上達」について

どれだけ伸びた状態が『上達』に値するのか」は人それぞれの主観にもよりますが、検定で客観的に見ることもできます。


「もともとはゴリゴリのカタカナ発音だったから、ここまで来たら十分上達してるよ〜」

「発音の試験で〜級取ったら上達したと言えるんじゃないかな」


など、「上達」の捉え方がいろいろありますよね。Buddy's English College では「文発音検定」を実施していますので、よろしければご受験をお考えくださいませ。


ところで、このように「上達」を定義しにくいことから、「どれくらいで上達しますか?」と聞かれても困るんです。レッスンを初めて受講されるときでしたら、「その前と比べれば上達している」ことが非常によくあります。人によって数時間のレッスンで別人レベルにまで変わることもよくあります。


これらのことから、英語の発音を学ぼうと思われている方はとりあえずセミナーに参加してみたり、本気でやるつもりでしたら最低でも10レッスンは受講してみるのがいいと思います。

当カレッジには「発音矯正コース」がありますが、当初は10回コースを選択されても、実際の伸びに喜ばれて途中で30回や40回コースに変更されるなど、ほとんどの方が延長受講をご希望されます。


僕の考えでは、そもそも基礎知識を理解し、それを実践を通して感じるまた意識していても自分の強い癖がどれだけ出るのかに十分に気付くのに30回はやったほうがいいとは考えています。1回50分ですので、30回で1500分、約17時間ですので、考え方によっては


「たった25時間」


です。これまで英会話、英文法、英作文にどれだけの時間をかけていますか?このように考えると、17時間は少なく思えるはずです。


僕の指導法「文発音」では、当初2〜3時間だけでも大きな変化をもたらしますので、25時間だとかなり変わります。


セミナーでは画一的な方法を集団に教えていますが、「発音矯正コース」では個別指導で、個々の受講生の「声の質」と「英語を発音する上においての弱点」を見出し、その「質」や「弱点」を改善、克服するための矯正しています。そのため、


受講生によって時間を割いて

主に教えるポイントが違います。


ということで、よく寄せられる質問に答えるようなブログを書いてみました。ご参考にしていただければ幸いです。


 毎月やっている発音セミナー、個別指導の発音矯正コースもぜひご受講くださいませ❗