Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

陽なた助産院

『おすわり』焦るべからず!

2019.09.29 04:30

こんばんは、陽なた助産院の山中彩です^_^

今日のワークショップ中に、参加者さんとお話ししたことを記事にしてみました。

これ、たぶん育児あるあるだと思うので、みなさんで共有できたらと思います。

そして、ちょっとでも興味ある方、ぜひ相談してください!!

赤ちゃんのご機嫌が良くなるので、グズる時間が減るかもしれませんよ^_^


赤ちゃんのおすわり。

『なかなか安定しない…』

『すぐに後ろにひっくり返って頭をぶつける…』

こんなお話をよく耳にします。

そもそも赤ちゃんのおすわり、出来るようになるのはいつだと思いますか?


育児書や母子手帳を参考にすると…

寝返りの次はおすわりの練習をさせなきゃ!

という気持ちになると思う。

実は赤ちゃんて、おすわりの練習、必要ないんですよ!!!

よーーーく想像してみてください。

生まれたての赤ちゃん、自分で眼球を動かすこともできません。

ぜーーーんぶ反射。

次第に、意識的にママを目で追うということ出来るようになります。

目を動かすことで、首がすわります。

首すわりの後は、寝返り。

やっと、自力でうつ伏せの姿勢を取れるようになりました。

育児書に素直に従うと、ここでまさかのおすわり!!

おかしいと思いませんか?

やっとうつ伏せになれるようになったばかりなのに、急に身体を起こして座れるわけないですよね!?

おすわりが出来るようになるのは、まだまだ先。


寝返りの次はズリバイです。

ズリバイをしながら筋トレをして、四つ這いの姿勢が取れるようになります。

その姿勢での移動がハイハイです。

ハイハイをしているうちに、よっこらしょ、と腰だけを床につける…そう、これがおすわりです!!

ハイハイをしながら、自力でおすわりを習得できた子は、前傾姿勢のおすわりになるので、後ろに転がることはありません。

つまり、頭ごっつん防止クッションなんて、本来は必要ない物なんです!!

ズリバイやハイハイの前におすわりを習得してしまうと、まだできないはずのことを無理やりやらされている状態なので、腰から背中あたりの筋肉がガッチガチに固くなっちゃいます。

想像しただけで痛そうですね(T-T)

赤ちゃんの骨格は柔らかいので、そのままの形に固まってしまいます。


おすわりの練習以上に、必要なこと。

左右の偏りを作らないこと!

他にもいろいろあるんですが、ママが見ていて、1番分かりやすいのはこれかな、と。

左右の動きに偏りがあったら、どこかに凝りや歪みが出てるかも??と思ってください。

『赤ちゃんでも凝るんですか??』ってよく聞かれるんですが、赤ちゃん時代の凝りは、一生物になってしまうこともあります!

早めのケアが必要です!!

気になった人はぜひ一度ご相談ください!