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New Single「Explore」released!

2019.09.26 13:11

Hello there! My new single has been released.

It is a Drum&Bass music, featuring the mandolin.

You can listen full size at many kinds of service, such as Apple Music, Sportify , Amazon Music, and so on. You can buy it from a website below.

I hope you like it!


読者のみなさんごきげんよう。マンドロンチェロ奏者の鈴木太良です。僕のニューシングル「Explore」が配信限定でリリースされました♪(どんな曲か知りたい方はページ最下段のMVをご覧くださいまし)


リリースに先駆けてUSO LISTENERSの代表である宇曾さんにインタビューして頂きました。こちらでその一部をお届けします。


宇曾(以下U.)

まずはリリースおめでとうございます!2年前のアルバム「Beats In My Brain」、昨年のシングル「Coffee and cigarettes」「Tokyo blue sunset」「Chaos you」に引き続き、エレクトロと生音の融合という感じを受けたのですが、よりダンスミュージック寄りになっていますね。


鈴木太良(以下_.)

ありがとうございます。そうですね、エレクトロ路線はそのままで、さらにダンス感を意識して制作しました。 


U.何か心境の変化でもあったのでしょうか?


_.「Coffee and cigarettes」を制作する際、年頭に置いたのが「ドラムンベース」だったのですが、僕が好きなドラムンベースアーティストで「4HERO」というユニットがあって、特に「Two pages」というアルバムが大好きで、それっぽい感じにしたくて作りました。


U.「Star Chasers」が大ヒットしたアルバムですよね?


_.そうです。あの曲は本当に大好きで、当時14歳だったのですが、思春期の僕に大きな影響を与えました。で、あんな感じで曲を作りたいと思って「 Coffee and cigarettes」を制作しました。


U.でも今作「Explore」は全然雰囲気が違いますね。


_.結論から言うと実際にドラムンベースのパーティーに遊びに行って、シーンを体感したからです。14歳の時に4HEROが好きでドラムンベースに興味を持っても、クラブには入れなかった。で、そのうちにテクノが好きになって17歳の時に卓球さんのWIREに行き始めたりしたけど、クラブに入れる20歳になった時は別の音楽に興味があって、行くことが無かったんです。簡単に言えば僕の中でのドラムンベースは1997年の「Two pages」で終わっていたんです。なので実際にクラブでどんな音楽がプレイされているのかを知りたくて、イベントに遊びに行ったんです。知り合いでドラムンベース好きがいなくて一人だったので、最初は怖かったんですけど、実際にプレイしているDJと友達になったり、そこから別のDJと知り合いになったり、勇気を出した甲斐がありました。そう、それで実際にクラブでかかっている曲を聴いてみると、「Two pages」みたいな曲はかかってなかったんですよ!


U.あれはジャズに近いですよね。レーベルもTalkin'Loudですし。


_.そうなんですよ。全く実態と違いました。ちょこっとだけですけど、今の東京のドラムンベースというものを体感して衝撃を受け、それに触発されて制作したという感じです。


U.そうだったんですね。聴いてみて、確かにドラムンベース感がありつつも、生音楽器を使用されていて太良さんらしさを感じたのですが、あの楽器は何ですか?


_.マンドリンです。ちょっとマニアックな話になりますが、僕が本職としている楽器はマンドロンチェロと言って低音楽器なんです。マンドリンは高音楽器で、かなり高い音が出ます。


U.独特の音色ですよね。マンドロンチェロではなく、マンドリンを使用されたのは何か意図があるのでしょうか?


_.理由は2つですね。まずクラブでかかっているドラムンベース楽曲はほとんどベースとドラムが強調されています。Drum'n'Bassなので当たり前ですけど(笑)そこで普通にドラムとベースがメインの曲を作っても味気無い。なので高音をメロディに持っていこうと思いました。それとDAWソフトでシンセ音源を使って曲を作っていますが、シンセ音源は生音楽器では絶対に出せない”ビヨビヨ”とか”ピュィーン”って音は作れるけど、生音楽器の再現が難しいんです。エレキベースなんかはある程度再現性あるんですが、ホーンセクションとかストリングスなどはまぁ難しい。できなくは無いですけど、難しい。特にマンドリンは絶対に無理。で、せっかくマンドリンも弾けるので、「ドラムンベース×マンドリン=鈴木太良の音楽」というのが思い浮かんだのです。「ドラムンベースに高音のメロディを入れる」「シンセで再現できないマンドリンの音色を入れる」この2つが「Explore」でマンドリンを入れた理由ですね。


U.分かりました、ありがとうございます。太良さんでないと思いつかない発想ですね。タイトルの「Explore」は何を表しているんですか?


_.「探検」ですね。そのまま(笑)ドラムンベースという存在を知っているけど、”実際にその惑星に降りて探検しよう”という僕のパッションです(笑)


U.なるほど、確かに一人でクラブに行くのはある意味「探検」ですよね(笑)


_.最初はほんと怖かったですよ(笑)クスリとかね(笑)でもそんな不安は全くの杞憂でした。友達も増えましたし、新たなコミュニティに参加できて本当に良かったです。少しの勇気で変わるものだと実感しました。


U.配信限定ということですが、どのサービスで聴けるんでしょうか?


_.Apple Music、iTunes Storeでは既に配信されていて、最終的にはSpotify、LINE MUSIC、AWA、Google Play Music、YouTube Music、うたパス、Shazamなどです。結構いろいろなサービスで聴けるので、上記以外をお使いの方でもとりあえず「鈴木太良」を検索してみてください。


U.みなさんも是非チェックして下さい!太良さん、今日はありがとうございました。


_.ありがとうございました。