【千葉県・千葉】豆NAKANO
JR千葉駅東口のガード下をくぐり、左側の階段を上がって線路沿いのところに豆NAKANOはあります。
本格的なコーヒーを飲んでちょっと一息つきたい... なんて時にぴったり。
駅近なので待ち合わせや小休憩に利用しやすいです。
白い外壁が映えるおしゃれなコーヒースタンド。
2012年7月にオープンした豆NAKANOは自家焙煎コーヒーのお店で、席はカウンター席のみです。カフェとしての利用だけでなく、豆の量り売りも行っています。
イベントやアパレルの展示会でのケータリング (出張カフェ) もしているそうです。
オーナーさんは元々インテリア関係の仕事をしていましたが、コーヒー関係の道具も取り扱っていたので、コーヒーへの興味や知識が自然と湧いてきました。
マグカップや、家の形をしたコーヒーメジャー (コーヒー豆や粉を計量するスプーン)、熱湯を注いでコーヒーを抽出するコーヒードリッパーも売られています。
豆NAKANOの1つの特徴は世界中から取り寄せたコーヒー豆。常に8種類の個性的なコーヒーが楽しめ、その日の気分に合わせてコーヒーの味を変えることができます。
グアテマラ フライハーネス地区 サンフランシスコ農園 (右)
カカオ系のコクとしっとりの重みのあるボディが味わえます。
ブラジル エスピリトサント州 シティオ・ズゴロット農園 ウォッシュド (真ん中)
ナッツのようなフレーバーとスッキリとした口当たりが特徴。
インドネシア マンデリン リントン・オナンガンジャン地区 トゥルー・ブルー (左)
強い香りと力強いコク、そして甘みをたっぷり感じることができます。
まず自分の好みの豆を選び、その場で挽いてコーヒーを淹れてくれます。
小さな焙煎器を使ってコーヒー豆をじっくりローストしています。
焙煎の過程を見るのも楽しみの1つです。
店内のお菓子やベーグルなどは、オーナーと縁があるフリーのパティシエやお菓子職人から取り寄せました。
コーヒーと一緒に焼菓子やベーグルも合わせて頂けます。
ドリップコーヒー (¥300)
新鮮な豆で淹れるので、嫌な苦みを全く感じません。
(テイクアウトもあります)
店内は決して広くはないですが、全面ガラス張りで開放感があり、爽やかな日差しが気持ちいいです。
《INTERVIEW》
オーナーの仲野さんにお話を伺いました。
--お店を開いたきっかけや、オープンするまでの経緯をお聞かせ下さい。
千葉は昔からチェーン店で溢れかえっており、いつも同じようなお店を利用するのは面白くないと昔から感じていました。今まで千葉に無かったサービスを作り、千葉の人の消費行動を変えたくてお店を始めました。
ーーなぜカフェではなく、豆屋としてオープンしましたか?
ずばり、コーヒーの味は豆の本来の味で決まるからです。道具だけ上質なものを揃えても、おいしいコーヒーは作れません。挽きたての豆をいつでも買えるお店にしようと決めました。
ーーコーヒーに対するこだわりをお聞かせ下さい。
こだわりが強すぎると逆に飲みづらい部分が出てきたりするので、こだわり過ぎないように心がけています。おいしければそれで良いんじゃないか、というスタンスです。
東京のカフェを全て網羅した人からチェーン店のコーヒーしか飲んだことない人。ブラックしか飲まない人からコーヒーには必ず砂糖とミルクを入れる人。若い人からおじいちゃん、おばあちゃんまで、誰がどの様に飲んでもおいしいコーヒーをご用意しています。
--今後の展望をお聞かせ下さい。
自分に共感してくれる人がいたらどんどん巻き込んで、一緒に千葉を盛り上げていきたいです。「あそこのエリア面白いよね!」と言われるように頑張ります。
訪れた人全員がおいしいと思えるコーヒーが1杯300円で楽しめます。
色々と飲み比べてあなた好みのコーヒーを見つけてみては?