#64 収穫の秋〜お米とホップ〜
【福井尚子・高志】
5月に参加した田植え体験から早4ヶ月、今度は稲刈り体験に参加してきました。
6月の雑草刈りにも少し参加して、順調に育っているのは見ていましたが、その後もさらなる雑草刈りやイノシシ対策のための電気柵の設置など、公社さんはじめ皆様の努力により、先日の台風にも負けず立派な穂が実っていました。
<稲刈り前の様子>
(私は少し遅れて行ったので、残念ながら↑の景色を拝むことは出来ず、到着した時には↓の状態でした…)
小学生以下のお子様10人程度を含み、参加者は総勢30名超。田植え体験にも参加されていた方もチラホラおられました。私もその1人ですが、一連のプロセスに参加し、最初から最後までを見届けられるのは貴重な体験であり嬉しいものです。
広大な田んぼですが、1時間ちょっとであっという間に稲刈りは終了。
次は、刈り取った稲を干す工程です。両手で持てる程度の稲を、藁で縛るようにして束にします。後は、それを二股に分けて、パイプで作った鉄棒のようにどんどん掛けていきます。稲が落下しないよう、隙間なく掛けるのがポイント。
この「はぜ掛け」と呼ばれる工程を経ることで、水分の多い籾を日光と風で乾燥させる効果があるようです。
脱穀まで、2週間ほど乾燥させるそうで、ここから先は今後のお楽しみ。
去年のお米はすごく美味しかったので、今年の新米も本当に楽しみです。何より、今年は多少なりとも田植えから稲刈りまで参加できたので、口にした時にはこれまでとは違う喜びが感じられるのでは、、、と、今からワクワクしています。
尚、田植えの時と同様、公社さんがランチを準備してくれました。肉の清水のメンチカツに加えて、今回はアグリサポーターの末永さんがコッコパラダイスさんの卵や近辺で採れた野菜をお持ちくださり、豪華なオープンサンドを楽しませて頂きました。
ちなみに、収穫の秋つながりで、5月の記事で紹介したホップですが…今年は結局、花は咲かず、肝心の鞠花の収穫には至りませんでした。残念…。
1年目はなかなか難しい、とは聞いていたものの、日当たりの問題なのか、梅雨が長かったせいなのか、一方で梅雨明け後はすごく暑かったせいなのか、はたまた出てきた芽をもっと間引くべきだったのか…。または水やりが不十分だった?肥料が足りなかった?と、原因は色々と考えられます。ただ、ホップは宿根草ということで、根だけで冬を越し、来年もまたチャレンジ出来るとのこと。ということで、次は収穫まで辿り着けるよう、反省を生かしトライできればと思います。