骨と東洋医学
2019.09.28 22:57
最近、このような発表が多いですね。
東洋医学で言う骨は腎に帰属し、腎は恐驚という感情と関係すると言っています。
何千年も前に偉人達が言っていたことが、今、証明されると、このように世界で話題となる訳です。
これが本当かどうかは、私は科学者ではないのでわかりませんが、確かに骨の調整をし、骨がしっかりしてくると、感情をコントロールすることができやすくなってきます。
骨と言っても様々な部位で異常を起こします。
特に注目するのは脛骨という下腿部にある太い骨です。
ここを軽くタッピングすると、左右差が大きく出る人がいます。
あきらかに身体のバランスを失っている。
その影響は、腰を通って胸郭にでます。
鎖骨や肋骨上部も対応して緊張することが多いです。
また頬骨や側頭骨にも叩打痛が出ることが殆どです。
そしてそれは同側に出ることが殆どです。
このような観察を続けていると昔の偉人達が感じたことを触診や望診と言った感覚的なもので、共鳴することができるようになります。
もちろん、それをわかるにはコツがいります。
10月の専門家の勉強会では、こういうパターン的な認識を知ってもらいたいとも思っています。
また伝えたいことが一杯です。
パターン的な認識をするには、どういう考え方をするかが重要です。
闇雲にやるのも一つの方法ですが、闇雲にやっても結局は、そこに帰属するようになってきます。
私は一から闇雲に観察し、触れて触れて結局はそうなりました。
わかってしまえば、どちらでも同じことです。
ただ、単純にパターンだけを覚えてしまうと、応用は効きません。
パターンに外れるような人は治せない。
学習は、常に混沌としていなくては面白くありません。
その中で新しい発見があるのです。