【有料メルマガのご案内】「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」 第33話 TICAD7で分かった21世紀におけるアフリカの重要性とその注目度 5 中国と対立してまで必要とするアフリカの未来と日本
「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」
第33話 TICAD7で分かった21世紀におけるアフリカの重要性とその注目度
5 中国と対立してまで必要とするアフリカの未来と日本
アフリカの宗教や民族を解説し、そして、アフリカ開発会議(TICAD)を通して日本史エフがそのアフリカとどのように向きあってきたかを見てきました。
ある意味でアフリカとの関係が見えてきたのではないでしょうか。
当初「開発援助」を求めてきたアフリカの各国が、徐々に、「投資」「経済の発展」を求めてくるようになったのです。
そして、その経済の発展は「平和でなければ経済の発展はない」ということをもとも「平和」の実現というようなことを考えるようになったということになります。
日本と中国の投資は全く質が違うものと考えられています。
ではなぜアフリカにここまで多くの国々が注目するのでしょうか。
一つには国の数が多いということになります。
国連総会での決議、例えば事務総長の選出やそのほかの決議、または、IOCのオリンピック開催国の投票などで、やはりアフリカは大きな票田となるのです。
民主主義の世の中で国連などでも多数決で物事が決まります。
その時の多数派を作るとき、やはりアフリカで60票は、例えば国連加盟国192の3分の1弱ということになりますから、かなりの勢力になります。
このような意味で外交上非常に大きなメリットがあるということになります。
特に、日本の外交は非常に弱いです。
「グローバル社会」などといわれて久しいですが、・・・・・
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