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sazanami

2019.09.30 12:15

今日は作ることではなく「書く」ことのたわいもない私の思い出話しです。



軽ーく読んでくださいー。



20歳からつい3年前までずっと習ってきた書道。



高校時代に選択教科で書道を選択。

高校卒業後、しばらくご無沙汰していた書道ですが、社会人になった時にまた習い始めました。



高校生の時の書道の先生が家の近くで教室を開いておられたのでそちらに行くことに。

仕事帰りに何気に先生を訪ねて、


「先生ー。私の事覚えてる?私、習いたいー。来ていい?」



そんな軽い感じ習い始めた書道。

それから20年余り。



特に家で練習するわけでもなく、熱心に先生の声に耳を傾けるわけでもなく、ただ、なんとなく通い、ただ、先生と雑談をしていた思い出しかない私の書道の時間。




墨の香りのする先生の部屋が大好きでその空間で何気ない会話が楽しかった時間。

そんな私の不真面目を知っていた先生も私にはなんの期待もせず、私に話すことはケータイの使い方や歯の話、高校時代の思い出話しばっかり。



書くことの話し、してたんだろうか?(笑)




そんな、先生が三年前に他界。

泣きつくした夏。


きっと今までで1番泣いた夏でした。


そんな大好きな先生の遺作展が先週あり行ってきました。



大好きな先生の字がいっぱい飾られた会場。


懐かしさと嬉しさ、悲しさで胸がいっぱいに。


有名で偉い先生。そんな事は百も承知だったけど私にはただの優しい先生。


いつも笑って話を聞いてくれていたのを今でも思い出されます。




20年余り習い続けて字が上手くなった!!ってことは全くないんですけど、良いこともいっぱいありました。



大阪の焼き鳥屋さんの看板に私の字が採用されたり、缶ジュースのパッケージになったり。



賞をとったりとかは20年余りしてたけど数えるほどしかなったですけどね😂




できの悪い私でしたが缶ジュースのパッケージになった時は誰よりも喜んでくれた先生。



ちょっと恩返しできた気分(笑)



最新版の缶ジュース、見てもらえなかった事だけは残念です。





そして何よりも書く事が好きになりました。



万年筆を持つと背筋が伸びる瞬間。


ちょっと手に汗する感じもかなり好き。



ふとした時に筆ペンでなんとなく書く。



そんな、なんとなくを書けるようにしてくれた先生。




これから先、何処かに習いに行く事は無いかもしれないけれど書く事は続けていきたいなぁと。






今年の年賀状は久しぶりに筆出してみよう!





そんな気分になった先週末。
















来年の干支なんだっけ??😂