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横尾忠則さまと宝物。

2019.09.29 13:00

横尾先生は、いつどこで知ったかはっきり覚えてないのですが、

西脇の美術館に連れて行ってもらい、はじめて間近で作品を拝見しました。


その後、東京の調布だったか、どこだったかイベントがありました。


横尾先生が、作品をライブで仕上げるというそのイベントで、はじめて先生にお目にかかりました。


その時、わたしは

生まれてはじめてのヨーロッパは、

スペインから帰ってきた後でした。


スペインでは、ガウディの作品に釘付けで、サグラダファミリアで雷にうたれたような衝撃を受けました。なぜか周りも引くくらい大号泣してしまったのですが、


そのサグラダファミリアで購入した、七色の色鉛筆があります。


その色鉛筆が宝物の一つです。


そして、その色鉛筆と日本から持ってきていた無地のB5サイズのノート。


スペインでいろんな絵やコトバをおもいおもいに描いてました。


そのノートもまた、宝物でした。


断捨離するごとに、なんかこれ違うわーって

ビリビリそれらを破いていったのですが、今は、このページだけが残っています。



わたしの宝物。


ペン先をかるーいタッチで、サラサラと、作品を仕上げていかれる先生のたたづまいとか、ぽつぽつとおはなしされるコトバとエネルギー。


そして、インドやヨガとの出会いのおはなし。


内容は覚えてないのですが、圧倒的な存在感に衝撃を受けて。


思わず、イベント終わりにかけよって、宝物ノートに宝物の色鉛筆で、サインをお願いしました。


そしたら、

「普段こんなことしないんだけどなー」

って、しぶしぶサインをしてくださりました。


あ!

もしや、いや

よく考えたら先生の作品集とか本とかじゃないのに、

普通のノートにサインって失礼と思われたかも?!

と後で気がつきました。


それを、

さらさらさらーっと

描いてくださいました。


「これ宝物ノートなんです!」

って、もちろんその時にいえるはずもなく。


いつか、どこかで

そのことをお伝えしたいなと思っていました。


届くかどうかはわかりませんが、

宝物です。


わたしの宝物。


七色の色鉛筆

B5無地のノート

そして、西脇の自然。


大好きです。