夫のためのお茶会
2019.08.02 01:39
お茶会の参加者は夫だけ。
来週末にお弟子さん達と自宅の
「お茶室開き」
のお茶会をします。
お茶室開きの時にはじめて、お茶室でお茶を点てるものなのですが
その前に2人でお茶会をしました。
「もし半年の命だとしたら
やり残した仕事は何だろう。」
先日のワークで
出てきた答えが
夫とお茶を楽しむことでした。
身体はとっても元気なのですが、夫に茶を点てることにしました。
しかしこれが難しくて難しくて。
茶道は究極のおもてなし と言われ
お客様の事を出来得るかぎり考え茶会までの準備をします。
夫がお客様です。夫のことを考えるより、ついつい自分が伝えたいことばかり多くなり
それが室礼(お道具やお軸など)に
現れ中々納得できません。
前日まで悩み、迎えた当日。
お茶会のテーマは
「のびやかに童心に戻って過ごす時間」
手桶の水指で水を汲み
花入は、あゆ籠。 蛍の棗とお茶碗を用いて、川の水と蛍の光を感じるような失礼となりました。
仕事から帰ってきた夫は、今回のテーマを伝え、お茶会にテーマがあることが面白かったよう。
正座が大変だったようですが、とても楽しんでました。
たった 1人のためのお茶会。
初めて行いましたがこれからどんどん学びを深めたいと思いました。
#笹谷伊織#和菓子