和☆桜コーディネート2
2016.04.09 09:39
桜コーディネート第二弾
この着物は母が誂えておいてくれたもの。
松竹梅文に桜文に鳳凰文 亀甲文と
吉祥文様を意匠化し刺繍されたもの
美しい刺繍です
着物にはめでたい縁起ものが
とても雅な柄となって生きている…
その中でも一番多い植物達
今の季節はその中の王道、桜です。
今回の着物は 大人女子の夜桜の会用〜.
これは桜をテーマに
小物のさし色を
薄紅のグラデーションで統一
… 半襟は桜柄
少しかための訪問着をあえて柔らかくする感じでコーディネート
帯飾りは縁起物の八咫の鏡を意匠化したもの
帯留めは桜モチーフのものがなかったので、桜色のピンクトルマリンのハスの花の帯留めで…
近日中に桜が入ったものを作成予定です♡
大人女子会の桜の集まりにて
友人達の素敵な桜コーディネートを紹介☆
下の写真は、なんと粋にも「夜桜」の着物
まさに着物の色が夜の空を思わせる
鉄納戸色
そして夜の空に浮かぶように桜柄
半襟の桜柄に帯揚げの優しい色合いが
大人の女性の優しさを匂い立たせています。
次は
薄香色というのでしょうか
とても優しい黄み系のベースに
桜楓柄
桜は手刺繍が施されてある昭和初期のものだそう
空とも水ともとれる さし色の水色とのハーモニーが実に美しい
今ではなかなか手に入りにくいアンティーク調の着物にうっとりです。
帯との絶妙なハーモニーにはうなるばかり……
こうやって
日本人の四季を愛でる 繊細な感性が
繊細な美意識が…着物には最高のセンスで表さられている…
そして 着る側の小物選びの細やかな
想いが さらに着物コーディネートをその人らしく深めていく…
実に着物文化は深い…
日本人……面白いです