Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ピアノの練習

2019.10.01 11:40

早いもので、今年も残りわずかとなりましたね。(気が早い?)さて今月は、26日に練習会を行います。この練習会は、10名以上の指導者と組み、小さなサロンで各指導者の生徒様にお集まりいただき、弾き合いを行います。開始は10時から、第1グループからスタート、11時から第2グループという風に複数のグループに分けます。お辞儀→演奏→お辞儀、曲は暗譜です。同年代の生徒様の演奏をお聴きなさることにより、モチベーションアップにも繋がり、また、「あの曲を弾けるようになりたい」といった目標を持つという意味でも、効果的な勉強会です。南砂町教室からも、複数の生徒様がご参加されます。ピアノと歌を発表される方もいらっしゃいます。こちらのお嬢様、お母さまが歌の伴奏をされるのですが、とてもご熱心なお母さまで、お嬢様の為に伴奏を頑張っていらっしゃる姿には、心を打たれます。また、お嬢様は、レッスンでの受け答え、姿勢、マナーがよく、ピアノを始めて間もない状況の中、課題をきちんと練習してきてくれます。

お稽古(どのようなものでも同じかと思いますが)、特にピアノは、どれほどご自宅で、ピアノに触るか、触らないかで、大きく上達も変わってまいります。先日、ある年中さんが、購入したばかりの楽譜1冊を「全部弾いてきました」と持ってこられました。その成果は、譜読に現れ出ており、ト音記号、ヘ音記号、どちら共に敏速に回答してくれます。ご自宅では毎日、ピアノに触れていらっしゃるだとか。また、小学1年生の女の子、こちらが指摘した事をきちんと直してきてくれます。ご自宅での様子をお伺いしたところ、レッスン中、わたくしが申し上げている内容を、お母さまがメモを取られ、それをご自宅で改めて付箋に記し、楽譜にお貼りくださるようです。直せた箇所から順に、付箋を外していかれるだとか・・・。これからの成長が楽しみです。

特に幼児期のお子様には、ソルフェージュ、聴音、楽典指導を演奏以外に行っております。正しい音程で歌うこと、音を聴きとること、楽譜や音符の意味や理解を深めること全ては、演奏に繋がります。綺麗に弾く為には、どのように歌うのかです。フレーズを感じる事、とっても大事ですね。また、楽譜を見て弾くという事、伝えていかなければいけないことが沢山あります。ただ、これは全て学業と繋がってまいりますので、これからも子ども達の未来を視野に入れ、100%以上の愛情をもって、指導をして参りたいと思っております。