vsディナモザクレフ CLグループリーグ

光るカンセロの突破

いつものスタメン常連と異なるのは両SB。怪我が回復し出場機会が増えつつあるメンディーとユーベから移籍してきたカンセロ。

メンディーは前線で持つほど持ち味を発揮する選手。この試合ではロドリがCBの間に入ってサイドバックに高い位置をとらせ、ギュンドアンが空いたスペースに落ちてパスコースを作る動きが随所に見られた。ジンチェンコはアーリークロスでチャンスメイクすることが多いけどメンディーはオーバーラップしてクロスを上げるシーンが幾度か見られた。

だけどメンディーのクロスがチャンスになったかと言うとそれほど…メンディーのクロスは相手SBを抜かずにあげることが多かったのでクロスの質が上がらなかった。相手が密集しててペナ内にスペースがいつも以上にないのも原因の一つ。

対するカンセロはスピードを生かした突破でサイドを貫いたりとウォーカーとはまた違うドリブルでチャンスを演出する。サイドバックを剥がせればマイナスのクロスができるので得点率も上がる。