すべての世代に――赤ちゃんの愛といのちの奇跡を
皆さん、こんにちは。
いのちと性の自己決定をサポートする「あいのち」の佐藤鼓子です。
日中は30度超えで未だに夏と変わらない暑さなのに、朝夕はめっきり涼しく、体調を崩されている方がちらほら出ています。あまり無理せず、どうぞ十分にご自愛ください。
さて、今日もある中学校へ誕生学を届けに行ってまいりました!
3時間目は赤ちゃんとのふれあいと妊婦体験。赤ちゃんパワーに癒されてきましたよ~。
校長先生曰く「今年度の3年生は、とっても元気で!」
そのお言葉通り、休み時間も、男子生徒がすごいじゃぷ力で飛んだり跳ねたり。
有り余るエネルギーを抱えているんだなと、微笑ましい姿を見せてもらいました。
昨年度は真面目で優秀な生徒さんが多い学年だったそうですが、今年度の3年生は、やんちゃな子も多い分、人間味にあふれ、保育実習などでも、子どもたちと良い交流をされたそうです。
確かに! 赤ちゃんとお母さんとの交流では、みんなとても興味関心を持って、赤ちゃんとの距離感もすごく近く感じました。
(抱っこすると、人見知りで泣いちゃう子も、中学生に興味津々です!)
妊婦体験では、重いおなかに苦労しながら、洗濯物をたたんだり、寝返りを打ったり。
歩いたり、立ち上がったりするだけでも、一苦労です。
(おなかをつい抱えたくなる気持ち、よくわかります!)
4時間目は「誕生学」プログラム。
誰もが持つ、生まれてくる力、いのちの奇跡と力を知ることで、未来が楽しみになる講座です。
スライドや映像、赤ちゃん人形を使って、いのちが誕生するすごさを伝えます。
前半は、ポンポンと答えやすい質問を投げかけ、後半はじっくり見て、聞いてもらう流れです。
実際に、赤ちゃんとふれあった後ですから、誕生のお話を聴く生徒さんたちの真剣さが伝わってきました。
パワー有り余る中学生たちですが、赤ちゃんとのふれあい、そして、誕生学と、2時間の授業もかなり集中して、参加してくれました。
可愛い。でも、それだけじゃない。お母さんの話を聴きながら、人見知りで泣く赤ちゃんを抱っこしながら、いろんなことを感じてくれたと思います。
誕生学後の感想では、代表の生徒さんが「赤ちゃんの小ささに驚きました。そのいのちの成長が、おなかの中で、そんなに小さく始まったことも驚きでした。私たちを育ててくれた親に感謝の気持ちがわいてきました」と感想を寄せてくれました。
誕生学では、親への感謝は強要しません。それは、生徒さんが自然に感じることです。
それでも、いつも自分のそばに、成長を見守る大人がいたことは知っておいてほしいなと思います。
改めて、赤ちゃんの人を魅了する力と、今ここにいる誰もが持っている、生まれる力のすごさ、いのちの奇跡を感じる機会になりました。
「可愛い」と思ってくれる人、すべてが、赤ちゃんとママに少しでも会いに来て、抱っこしてくれたら、家事と育児に追われるお母さんたちのどれだけ助けになるでしょうか。
赤ちゃんのママたちが同世代のママたちだけで集まるのだけでなく、小中高生も、大学生も、お年寄りも、多世代で赤ちゃんに関われる場を作っていきたいと改めて考えています。
赤ちゃんの愛らしさといのちの奇跡は社会の財産です。あなたのいのち、一人ひとりの存在が社会にとって、ギフトだと。
そう思える仕組みを届けられるよう、あいのちではこれからも活動を続けていきます。
皆さんのご意見、ご感想をお待ちしています! どうぞお気軽にそのお声をお寄せください♡