職場で厄介な人~段取りを知らないのにアピールのために勝手に首を突っ込んでくる人にイライラ
何をするにも自分のペースを乱されることは気持ち良くはないですよね。
特に仕事ですと計画を立てて準備をして進めていますので、その工程も見直さなければいけなくなります。
仕事は段取りが非常に重要です。
特にイベントや行事などの複数人が関係をしてくる場合は
担当者や運営側は小さいことまでを想定して
過去の経験や記録から同じミスやトラブルを起こさないように
打ち合わせをして段取りを組みます。
もちろん、その中でも予期せぬトラブルは頻繁に発生するわけで
臨機応変な動きも必要になります。
特に担当者は責任感を持って動きを見ながら事前に組んだ段取りを守り微調整をしていくので、全体が見えている必要もあります。
長時間のミーティングや座学研修の場合などは、寒さや暑さに気をつかったり
換気や体調不良の人がいないか確認を取ったり
自分たちに原因がない細かいことから
参加者が不便なくパフォーマンスを出して情報の伝達が的確にできるような環境を作らなければいけません。
もちろん、担当者として問題なく行事を終えることを目的としているので
そのために「関係者で」念入りに打ち合わせをして臨みます。
もちろん、何らかの効果を期待してその仕事があるので一旦の区切りという意味です。
その関係者以外に厄介な人がいるわけで...
関係者は運営の軸を持ってやっているので、役割もしっかりと決めています。
そういった役割を無視して勝手に動く人がいるだけで混乱を招きます。
大したことじゃないだろうとは思いますが
運営側が非常にやりにくい状況になり、気まぐれで1度だけ動いたとしたら
そのあとの判断にも支障がでます。
気まぐれが1度きりなのか、続くのか?そういった確認も出来ずに判断が出来ない状態として変に注意をしなければいけません。
本人はよかれと思ってやっているのでしょうが
「ありがた迷惑」という言葉が最もしっくりくる状況です。
もちろん、担当者がさぼっていたり忘れている場合には
助かったーとなることもあるかもしれませんが
「動くの?動かないの?」と考えさせることが余計な負荷になります。
もっと考えなければいけないことがあっても判断を鈍らせます。
その勝手にやった人は運営に対して全く責任がないので
それでトラブルが発生したときは、誰も幸せになりません。
それがまかり通ると組織として、進行のための打ち合わせ自体の意義に疑問を持ってしまい
なんとなく場当たり的な仕事をするようになってしまいます。
(どうせ誰かが勝手に変えるからという諦めの気持ちからです)
傍観者が良いところを見せようと勝手にやった場合は
その後の信頼関係にも影響してくることもあります。
行事などのわかりやすい例で紹介をしていますが
他の業務でも同様です。
自ら進んで動くとは、自分の関係業務においての話であって
しっかりと準備をした担当者がいる場合には意味合いが変わってきます。
それはアピールにはならず、マイナス効果です。
逆にそういった人がいる場合の対策は難しいです。
気まぐれでやった場合は次に同じような機会があった場合に計算に入れていいかというとそれはノーで
基本的には自分たちの段取りを曲げないようにはします。
しかし、勝手に動いた人がいた場合で時間内に複数回その行動の機会がある場合は
(電気を消したりつけたりするなど)
タイミングでお礼を言って、こちらでやるのでという意思表示をすることが大切です。
気分を害してもういいやとなるかもしれませんが、仕事である以上は
「担当者がやる」という姿勢と発信が重要です。
近いような出来事は日常業務でもあって
必要な資料を探していら時に「あ、やっといたから」というコミュニケーションが発生した場合は
結局、相手の善意かどうかで受け止め方も変わってきます。
明らかに点数稼ぎや評判アップのためのアピールだとしたら
何故勝手にやったのか?を追求して部署内での役割を改めて明確にする必要があります。
状況を把握して善意の手助けである場合は
お礼とやってくもらえた結果に生じた効果を伝えることで助け合いの良好な関係性につながります。
人が頑張ってやっている仕事に勝手に首を突っ込むのはそもそもどうかと思いますが、そういう人も実際います。
担当や役割がしっかりとあることを周知しておくだけでも
アピール材料には使えなくなりますので
そういった状況でモヤモヤしてしまった場合は参考にしてくださいね。
そういった状況が当たり前になっていて
勝手に動く人ばかりですと
統制がとれていない状況を許しているため、環境に合う合わないがはっきりします。
やる気を出すために必要な「役割」という名の領域も見失いがちになります。
自分がやってあげたいのであれば良いですが
余計なお世話と思うのであれば、もっと統制のとれた職場でしっかりと「自分の役割」として担える環境を探してみると活躍の機会になるかもしれません。
小さなストレスを貯めないためにも意識してみて事前に手を打ったり判断に困ったときの参加にしてください。