Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

人に良くすることの意味

2019.10.06 18:16

亡くなった祖母の口癖は、「人に良くしておきなさい」でした。



この言葉が脳裏に残ってるのか自分でも分かりませんが、なるべくそのように出来るよう努めているつもりです。



実家の両親は、年齢的にも、それがもっと顕著です。



ただし、私自身、物乞いにあげる余裕は全くないです。← 日本の物乞いは、全く要求しませんが、こちらの方々は、かなり厚かましい要求をします。



それも、フランス人の物乞いに遭遇すると、私みたいな外人にせびるのではなく、「言葉が喋れるのだから、むしろ自分で働けっ‼︎」と思うものです。



ところで、フランス人はケチ(旦那に言わせると、経済的)なので、日本のような、お土産文化ないです。



フランスに住むようになっても、ちょこちょこあげる習性が抜け切ることはなく、負担のない程度でやってます。




マルシェのベトナムお惣菜店のマダムへも、日本茶、コロッケ、巻き物などの日本食を作ってあげたり… 。



毎回立ち寄ると、近況を話すのですが、この前ひょんなことから、



私達 「引っ越しで水回りの工事にちょっと不安があって、水道屋さんを呼ぼうかどうか迷ってるのよー」と口にすると、



ベトナムお惣菜のご主人 「あれ、言わなかったぁ?僕、昔、水道屋してたんだよ」



私達 「えっー‼︎ ベトナムいる頃、宝石職人。ナントでは、公共バスの運転手だったとは聞いていたけど…」



奥様 「お家建てる時、電気配線、水道管など、全てこの人がしたわょ〜。」



すごっ‼︎



と言うわけで、この旦那さん、わざわざお休みの日に2回も我が家へ来て下さり、心よく水回りの工事を助けてくださいました。




人様の温かなご親切へ感謝。




人に感じよくしておくと、いつか思わぬ手助けやご親切にあやかれるなぁ〜と思いました。




というわけで、着々と進行している我が家の、水回り工事状況です。



70年代の古デコ





⬆️ これらをぜーんぶ取っ払い、壁やタイルの塗り替えを行います。





本日、タイルの二度塗りが完成

保護テープを剥がす時に、オリーブ色のペンキがちょっと剥がれてしまいましたが…




来週末は、暖房機をこのオリーブ色のペンキで塗り、床を板貼りに張替えます。



そして、IKEAの洗面台を取り付けます。




土日はお家にこもり、これらの作業を続けています。