シンバ
『ライオンキング』ではありません。笑)
うちの愛猫、シンバが、シンちゃんが、
昨日の夜、天国へいっちゃいました。
父から
しんじゃった
ではなくて
なくなりました
と連絡が来て。
あぁ、家族だなぁと涙を堪えて返信した。
その日に「危ないかも」と来てたから心臓が落ちつかなった。
やっぱりまだ生きててよと、じぃさんに向かって思っちゃって、なんだかゴメンだよ。
19歳と4ヶ月と6日、かな。
大往生よ。
人間でいったら90歳超えくらいでしょ。
ご飯が好きで、昔は10キロ近くまで丸々太ってて。
抱き上げるのも精一杯で、寝転ぶとそれは猫ではなくてトド←
大ストレスになった引越しも、2回も乗り越えて。
私の受験も一緒で、学生生活も、卒業しても、家を離れても、いてくれて。
暑い夏は大変だっただろうに。
今年の猛暑も越えられたのにな。
近年は病気もあってすっかりヒョロヒョロ。
抱き上げる度に、軽いなぁと思ってた。あの軽さには私、いつまでも慣れなかった。
両親が猫を好きで、娘2人も猫が大好きで。
田舎のばぁちゃんも猫と共に過ごしてて。
少し硬くなったシンバを前に、家族が実家に集まった昨晩。
ふとした会話が止んだ時、みんながシンバを見つめてて。
その光景が、いつも通りの家の瞬間だったな。
ただただ哀しくてしかたなかったけど。
や、現在進行系で。
過去の写真を、いっぱい皆んなで見返して。
時々笑って。
また泣いて。
書きながらいくらでも泣けてきちゃうよ。
家でいっぱいいっぱい愛情注いで、誰よりも一緒にいたみちこさん(母)、ありがとう。
きっとシンバもみちこさんがいたから、こんなに長生き出来たんだよ。
表彰状でも贈りたいわ。
女だらけの我が家で、唯一増えたオスにこれまた実は大好きを注いでた父も。
みんなの前では泣いてなかったけど、泣けたかしら。
昔2人で暮らしてた時に飼っていた猫が亡くなって以来、子供の私がペットを飼いたい!て言っても
「悲しい日がくるのがイヤだから」
と拒否してたみちこさんだったけど。
今はとてつもなく悲しいけど、
でもやっぱり、シンバを迎え入れてくれて良かったよ。
私の生活にいてくれて良かった。
最後に近い日で残ってた写真が、私がこの前面倒を見た日のだった。
ついこの前、半月くらい?
撮ってSNSにあげるとみちこさんから出演料言われるから(笑)いわなかったけど、撮ってて、良かった。
何気ない時だったから、あまり美しく撮ってなかったけど。
もっとちゃんと撮れば良かったな。
立てなくなっても、粗相をしなかった。
寝たままの姿勢でちゃんとトイレで用を足したなんて、立派かよ。
2人が一瞬出かけて、いつもの
「待っててね」
をちゃんと待って、帰宅してから逝っちゃって。
撮れ高少なくてぶさいくな顔ばっかな猫だったけど。
くさい臭いも、撫でられるのが実は好きだった気まぐれさも、粗相をワザとするひねくれ具合も、
どれもこれも、家族で大好きでした。
あっちで誰かにたくさん撫でてもらってね。
甘酒、好きなだけ飲んでね。
あ、昨日は姉妹で一緒に飲んだよ。
うまくいなかないことも続いてて
こんなに悲しくなって
生きてる方もツライなーーー
なんて思ったり思わなかったり。
家族で見送るからね
待っててね。
ふてぶてしい。泣笑)