パラマウント CJMS ドライビングアイアン
2016.04.11 03:56
生産年式、1980年代後半
1988年の年鑑的カタログメディアに、パラマウント・プレシジョン社製とあり、扱いが近代ゴルフとあった。明確な判断ができないが、国産モデルとして分類する。CJMSとはバックデザインにある通り、センター・ジャスト・ミート・システムのことの様だ。ジャストミートポイント18ミリ、フェイスの5対5の位置に打点が設計されているとされる。シャフトも国産オリジナルとされ、その長さが、97.2センチとの表示がされている。カッコ書きで38と1/4とあり、基本は国産を示す背景と判断できるだろう。ソールの刻印はドライビングアイアンとなっているが、スペックとして、18/56の数字も読み取ることができ、それぞれがロフトとライを示しているようだ。ステンレスの鋳造で、キャビティとなる前の低重心設計。造りは粗野な印象だが、幅の広いソールデザインが、現代のユーティリティーにも通じる使い勝手をもたらす。
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