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江坂TC ジュニアアカデミー

強いショットを打つトレーニング

2016.04.11 04:15

こんにちは(・∀・)


今日の更新はトレーナーの植田です!


まずは簡単に自己紹介させて頂きます(^-^)/


水曜日と金曜日にトレーニングを担当しています。


その他にレッスンが終わってからは、怪我をした選手の相談にのって、怪我の状態のチェック、痛みを取る方法、テニス復帰までの簡単なリハビリ指導などもしています。


実はテニスの経験はなく中・高とバスケ部でした。

高校卒業後は専門学校に通い、日本体育協会 公認アスレティックトレーナーという資格を取得。


スポーツ選手が最高のパフォーマンスを発揮出来るようにあらゆる角度からサポートするための資格です。


資格について気になる方は植田まで(笑)


トレーナーとしての知識を活かして、ジュニアの大切な時期に、怪我のリスクを減らし、且つ効率的に選手の基礎能力が上がるようなトレーニングを組んでいきたいと思っています。


今まで外部のブログでトレーニング内容を書いてきましたが、専用ブログが出来たので今週からこちらで書かせてもらいます。


よろしくお願いします\(^o^)/



今週のトレーニングは、先週からの続き。


やっと球出しまでたどり着きました!


本当は基礎はずっと前にしていたんですけどね…。


長かった…。


まずメディスンボールを投げて

次に大きいボールを使った動作確認にか


そのあと全選手に動画を見せました。


先週のブログに紹介した、マイアミオープンの錦織選手vsモンフィス選手の動画です。


これから自分たちがやる動きをしっかりイメージしてもらうためです。


自分たちが苦戦している動きだからか

「すごい!」

「上手いなー!」

といった素直な感想が聞こえてきました。


プロですし、世界トップ10に入っている選手ですからね!


非常に上手です!


水・金と来ている選手は金曜日のトレーニングのときに

「もうその動画見たしー」

といって興味なさそうにしていました。


確かに見せました。


でも見せる前に私はこうも言っています。


『この動きをイメージして次の球出しやってね』


みんなは「見た」だけで「観る」にもなっていません。


ましてやイメージまで出来ていないのではないでしょうか?


だだぼんやり頭に思い浮かべるのではありません。


そのシーンを明確に再生することがイメージするということです。


サーブのあとモンフィス選手はどう返してきたか?


それに対して錦織選手はどのような足運びで落下点まで移動したか?


どのタイミングでテイクバックを始め、どのように右足で地面を蹴り、どう下半身から力がラケットに伝わり、どんな球を打ち、どこに決まったのか。


答えられますか?


頭の中で再生出来ますか?


球出しは、コーチさんに予めお願いをして、そんなに負荷がかからないようにしてもらいました。


今回は、ネットにかけても良いし、アウトになっても良いので、しっかりとした形を作って打つこと。


そして強いショットを打つこと。


と球出し前に指示しました。


今のトレーニングをずっと続けているのは強いショットを打つためなので、球出し直前に意識させました。


私は横から見て修正の声かけ。


足運びが遅くて打つ前に左足(右利きの場合)をきめきれず流れるように打つ選手。


ラケットの重みと上半身の回旋を使うだけで下半身のパワーを使っていない選手が多かったと思います。


なかには、大きいボールだと苦手にしていたのに、ラケットを持つと感覚が変わるのか、球出しの方が上手な選手もいました(^^)


ひどい選手は、普段両手バックなのに片手でスライスに逃げていた選手`‐ω‐´)


この選手、普段の球出しからそうなんですよね。


移動が遅くて間に合わないのでスライスで打っています。


今週のトレーニングの球出しでは、移動距離は出していません。


その状態でもすぐにスライスを使って移動しようとしないので、トレーニングの時間に限りスライス禁止令を出しました。


そうすると、ちゃんと間に合うように移動して打っていました。


普段はボールに合わせて打ったり、出来るだけ移動せずに打ったりしても良いと思います。


それもテニスの巧さでしょうし、試合に勝ち上がっていくためには必要なことでしょう。


でもトレーニングでは目的が変わってくるので見逃しませんよ( ̄Д ̄)ノ


来週はもう少し負荷が上がります。


今の段階で出来ていないと来週もっと出来なくなるので、しっかり練習しておいてくださいね。


低学年グループも続きで、フォアハンドのオープンスタンス。


ちょうど動画もフォアハンドなので、動きを理解しやすくなったのではないでしょうか?


大きいボールからセルフでの球出しへ。


キッズから上がってきた選手たちは横で動作作り。


キッズから上がってきた選手たちは、他の選手よりも練習しないと追いつけません。


みんなが何週もかけて習得してきた動きをたった数回で習得しないといけないのですからね。


ふざけてる場合じゃありませんよー

とは言え、ボールを打っていた選手たちも動作がめちゃくちゃになっていました。


来週も頑張りましょうね!


以上、植田でした!