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art chacrol and peam gllary

心感デッサン

2019.10.08 13:52

心感デッサン

2019.10.8


闇夜に伸び生く黒き一本の木

 borokite houkou

梟の子守唄 星に優しく響く


身を潜めて現るる

 ke-n gyao-n

黄金獣の雄叫び山に木霊する


4つの丸い目 キラリ光る

 sho sho shojoji ponpoko

狸の親子が 里へ迷いこんで


浅い木枠の雨戸をガタガタ出す

 ji ji ji chi chi chi

じめったい隙間にはコウモリ宿る


栗の枝が屋根をなぞれば

 hyuru hyuru kasa kasa

白い粉を褪せたとたんに撒き散らし


四季折々 心のカビ臭いフィルムを

掘り起こした


宇宙を生んだ 神様が

 舞い降りて 顔を見せる


本当は消えたのだ 息をしている間に 

次々泡が弾けていた


シャボン玉は 花火のような

 夢や幻をキラキラ咲かせて


いつも 掴めない 

何処かに往ってしまうのだ 幼い瞳と同じ


眼にしょぼしょぼする

 もくもく燃ゆる杉の葉も


何もかも私を育てた 

 深い森や山から頂いた宝物


目の前で散るいのち

 手の内から生まれるいのち


天の川と星座群がミルクの一滴

 身体に心に降りしきる


嗚呼… 風よ 空の彼方より吹く 

目映い光の帯びよ


清流よ 川底より深緑の

 川魚の群れよ


何百年 何千年の時を経て

 金箔の並行を保て


揺すれ 揺すれ 雨雲と白陽を

 虹に変えて


こんなにも近くて遠い私に

 『待ってるよ』と


涙に薄れた便りを 届けておくれ…