りんごの効能について調べてみた
2019.10.09 06:09
りんごの街弘前としてりんごは身近な存在ですが、実際どんな栄養があってどんな事が期待出来るのか調べてみました
りんごに含まれる栄養素としてはカリウム、ペクチン、りんご酸、ビタミン、ポリフェノールが大きなところ
そこでさまざまな健康効果が報告されています
- りんごを1日3個以上食べると血圧が下がり、脳卒中や高血圧症が少なくなる
- 総コレステロールとLDLコレステロールが低下し、HDLコレステロールの増加が認められ、実験の結果明らかに動脈硬化指数の低下がよみとれた
- 胃酸が少ないときには胃酸を増やし、逆に胃酸が多いときには、胃酸を中和する働きがある
- 便秘を解消してくれる食物繊維が豊富で、りんごは食物繊維の質で芋類や豆類、海草とひけをとらない
- 腸の運動が異常に高いときにりんご果汁を与えると元通りになり、逆に運動が弱まっている時に与えると、再び元気を取り戻すという腸の調整作用があることを立証、またりんごに含まれているペクチンは解毒効果が高く、下痢など腸の調子の悪いときに効果があることを証明
- りんごペクチンが腸内の悪玉菌を減らし、ビフィズ菌や乳酸菌を増やして大腸癌の発生を抑制
- りんごに含まれている果糖は、ブドウ糖や砂糖に比較すると血糖値を上げる要素は少ないというデータがある
- りんご摂取は肺ガンに対する予防が高いことが判りました。リスクが58%低下します。また、肺ガンを含むすべてのガンに対して17%リスクを下げる事が判った
- 心臓病や脳卒中になるリスクを男性で41%女性で39%下げると報告されています
- ビタミンC等が含まれているので、鉄分の吸収を高めてくれます。りんごをジュースにして飲むと胃液の分泌を高めることにより、鉄分の吸収を高めてくれます。また、りんごの中にリンゴ酸をはじめとする有機酸が含まれているので、貧血の予防に効果があります
- ボランティアにりんご1日420g(1個半から2個)3週間食べてもらったところ14名中12名で中性脂肪が低下し、21%も減少しました
- りんご100gのカロリーは54kcalで、ケーキドーナツの7分の1、ポテトチップスの10分の1
- 食事の前にりんごを食べると満腹感があり、食べ過ぎを予防
- 口臭の主成分と言われるメチルメルカプタンを抑制
- アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の原因となる、ヒスタミン等を抑制
- 体内で発生する活性酸素抑制
- 虫歯菌の働きを阻害し、エナメル質の崩壊を防ぐ
- 体内で発生するメラニンを抑制する。化粧品の美白剤としても有効
- 疲れの原因となる乳酸を分解し健康的な新陳代謝を高める
- 多彩なバクテリアが住み着いており、腸内細菌の種類を増やしてくれる
- ストレスの原因である自律神経の乱れを正常に戻し、また自律神経の変調からくる病気・疲労をスムーズに取り除く
- 美しい肌を作るのに必要ないろいろな効果を相互作用で発揮し、体内からあなたの美しい肌を維持してくれる
という訳で1日1個のりんごは医者を遠ざけるというのは本当のようです
しかしポリフェノールなどは皮に多く含まれており、りんごジュースともなると重要な栄養素が減りすぎるので、ぜひ皮つきで食べるといいですよ
個人的おすすめはオリーブオイルで味付けしたサラダですね