さがらごろうの【うつ病解説】 NO、1 うつ病治療の不思議
2019.10.11 06:30
以前は心の苦痛で思考が混乱している人をノイローゼと言うようになり、
今ではうつ病と表現されるようになっています。
日本では約70年前より、
心の苦痛は精神科で治療するのが一般的になり、60年前、1,960年頃からうつ病治療に薬が用いられるようになってきたようです。
さがら療法ではうつ病という病気はないと言い続けていますが、
西洋医療(西洋精神医療)を取り入れた治療現場では、
うつ病という表現が一般的になっています。
【分かりやすく例え話で説明します。】
歯が痛いときに歯医者に行くと、
歯の治療の前に、痛み止めや歯茎が化膿していると化膿止めを処方されます。
虫歯の治療の前に【投薬】で痛みや化膿を押さえます。
これはあくまでも対症療法としての投薬です。
その後【根治するための治療】が行われます。
重いうつ気分で精神科に通院すると日本の精神科医は、
【うつ病という病気だ!】と、うつ病の患者として処置します。
それはそれで良しとしましょう。
病気であれば投薬だけの【対症療法】だけではなく、
うつ気分が落ち着けば、うつ病を根治させる治療をせねばなりません。
ですが、
投薬だけの対症療法を1年も5年も10年も、20年も、
根治すると思い込み、治療を受け続けている人が多すぎるのでは?と思われます。
なぜ 根治までの治療を疎かにし、投薬だけの対症療法を続けるのでしょうか?
皆さん、どう思われますか?