さがらごろうの「うつ病解説】 NO、6 うつ病治療の不思議
私はうつ病と言う病気はないと思っています。
ですが、国や精神医療関係者は、心が苦しく思考が混乱した状態を
うつ病と言うようです。
そのうつ病の人を見出すために、国は企業に対し社員のストレスチェックを強制し、
強いうつ気分の人は精神科に通院するように促しています。
また精神科医は、国からの絶大的な信用の元にうつ病治療をしています。
決して対症療法の投薬だけの処置ではなく、完治へ導くと、・・・信じたい。
国や社会から信用を得て治療している精神科医は、うつ病の発症原因を
理解して上での治療でしょう。
高血圧・糖尿病・・・・その他各種の病気。
これらの治療にあたる専門医は、原因を理解した上
で予防法を患者に伝えています。
うつ病にもうつ病予備群がいるはずですが、
現状の精神医療ではうつ病予備群に対し、うつ病の
予防法を教えていません。
国や社会に絶対的に信用がある精神科医が、なぜ予
防法を教えないのか・・・不思議です。
もしかして、【うつ病の発症原因を知らない】で治療しているの
であれば、患者の治りたいという心を欺くことになります。
患者は精神科医に全てを任せていますので、そんな
ことはありませんよね・・・。
うつ病と診断した人に、精神療法の森田療法や認知(行動)療法を、
抗うつ薬や睡眠導入剤等と併用して処方されている
精神科医もいるようです。
考えたり判断したりするのを【思考】と言います。
うつ病の人は、その思考が混乱した状態です。
うつ病とは心が苦しく、心の痛みをもつ人です。
心の苦しみを軽減させる痛み止め(抗うつ薬)を処方されるのは分かりますが、
(決して納得はしませんが)、頭を抗うつ薬で【ぼんやり】させておいて、
認知(行動)療法などの精神療法で、考え方が悪い、社会の捉え方が悪いと、
ぼんやりした心で難しい治療法を患者が理解するでしょうか?
そんな治療法を本気でしていることが不思議です。
精神療法は頭が混乱した人に対する治療法ではなく、
うつ病の予備群に対するうつ病の予防法だと理解しています。
現状の精神科医が、予防法を治療法としているのが不思議でなりません。