もし模試を受けたらやるべき分析の仕方3ステップ
どうも、塾ブログ界のMAN WITH A MISSIONを目指しています、勉強犬です。そのうち勉強狼に進化するかもしれません。とりあえず覆面ということだけ真似させていただいております。
先日もお伝えしましたが、塾生向けに、勉強の辞書というものを作ろうと思い立ちました。
早速の第一弾は「模試の分析方法」です。実は以前にもね、記事にしてあるんですが、改めて。
それでは早速、早速ばかり使っていますが早速、参りましょう。
模試の分析の仕方
①点数と偏差値と合否判定で一喜一憂しすぎない
点数や偏差値、合否判定はもちろん気になりますよね。
でも、模試の中身や難易度によっても点数や偏差値というのは変わります。
神奈川県の模試は精度が高いですが、初期の段階では、合否判定もどこまで信頼性があるかわかりません。
ですから、気にするのも一喜一憂するのもいいですが、気にしすぎたり、一喜一憂しすぎたりしないこと。そこからどうするかが大切です。だって、やるべきことは他にあります。
もちろん、入試前ギリギリのタイミングなどで志望校判定の材料にする際は、しっかり気にしてもらっていいのですが、その分析は学校や塾の先生に頼りましょう。
②間違いに注目し、2つに分ける
そう、あなたがすべきは、自分の間違いと向き合うことです。
間違いは、あなたに成長を授ける宝物です。必ず全部見つけましょう。
間違いを見つけたら、その間違いを2つに分けましょう。
【1】わからなかった問題(その時はいくら時間があっても解けなかった問題)
【2】わかったけど間違えた問題
【1】は準備不足ですから、次の模試に向けて、同じことを繰り返さぬように準備を進めましょう。
問題は【2】です。できたはずの問題をなぜ間違えたのか。ここに成長のヒントが隠されています。じっくり原因を考えてみましょう。
基本的に、「わかる」と「できる」って別物なんですよね。理屈がわかったからって速く走れるわけではないのと一緒で、勉強においても「わかる」と「できる」って段階が違うんです。その段階違いに気づくことが大切です。
また、他の要因という可能性もあります。緊張や読み間違いや時間などなど。自分自身に「なぜ?」を繰り返して、根本にある原因を見つけ出しましょう。
え?もう解いた時の状況忘れちゃってるって?
…ですから模試の分析(解き直し)はやっぱり早い方がいいですね。
③解決策を見つけ、行動する
最後です。
上記で見つけた「間違えた原因」を使って、次回同じことをしないためにはどうすればいいかを考えます。解決策というやつですね。
ここに関しては、一人で考えるのが難しければ、信頼できる人に頼るのがいいでしょう。
解決策を見つけたら、あとは簡単。やるのみです。
例えば、「わかる問題が最後にあってそこまで解くのにテスト時間が足りなくて間違えた」という間違いの原因があれば、「最初に問題まで見て問題を把握しておく」「計算スピードを上げる」「時間がかかりそうな問題は飛ばす」などの解決策が浮かびます。
ただ、これがわかったところで解決には至りません。わかったところで、練習しなければ使えませんからね。本番同様の形式の問題で、「最初に最後の問題まで見る練習」や「時間がかかりそうな問題は飛ばす練習」を。ストップウォッチを使って、「計算スピードを早める練習」を。
そうやって練習してみると、その仮説が正しいかどうかや、自分に合っているかどうかがわかります。それに、練習中はレベルアップのために難しい問題を飛ばさない方が良くて、でもテストでは点数を取るためにその力も必要というように、場面によって使い分けるという場合もあるでしょう。こちらもやりながら、自分に合う方法論を見つけていきましょう。一人で難しければ、頼ってね。
大事なことは、行動しなければ、何も変わらないということです。
目標達成のために、頭と手を動かしましょう。未来は、あなたの手で変えるんですよ。
下記、学校のテスト用に作った分析シートですが、もちろん模試でも使えます。よかったらご活用ください。
5科目一気にという場合はこちらをどうぞ。
模試を単なるテストではなく、成長のためのアイテムにできますように。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
辞書シリーズ、続くかな。