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転職をしようと考えはじめたきっかけ!職場の小さい嫌なことが積み重なり限界を迎える前に

2022.05.09 02:36

転職を意識したことがある人はとても多いと思います。


ゴールデンウィークなどの友達や家族と比較的にコミュニケーションを取る機会が多い時期は

普段頻繁には会わない人と「挨拶代わりに近況報告」として仕事の話をする場面も多く

嫌でも周りの人の状況が耳に入ってきて(その場にいない人の噂など、共通の話題が仕事というのが社会人の特徴でもあります)

今の自分の立ち位置と比較をしてしまいます。

忘れたころにその会話を思い出して道に迷ったりすることもあります。


仕事内容、お給料や休み、プライベートの充実など少し自分でも気になっている内容であればあるほど

気にしてないつもりでも気にしてしまったり

逆に愚痴を聞いて他よりも良いと安心したり

同じ境遇の人がいると安心できたりもしますが

心が動く時期ではあります。


転職市場の話に戻りますと

結果的に、だから退職が発生して人員不足から採用しなければいけなくて~

と繰り返しているのも

転職を希望する人が多いからです。


自分だけかもと思うかもしれませんが、身の回りにも意外と多くて

転職経験者は転職を勧めますし、転職をした人だからこそ相談をしようと思うわけです。

そもそもなかなか人に大声で話す内容でもありませんので、わからないのが普通です。


経験者は転職の成功体験を教えてくれるわけですが

面接用に既に作り込まれた転職のきっかけを教えてもらっても

意識の差というか不安に思ってしまうこともあるはずです。


仲の良いメンバーに触発されて自分の意思ではなく動いたり

背中を押してくれるきっかけとなって踏ん切りがついたりと状況で異なりますが

本当のきっかけって意外と小さいことだったりします。


これだ!っていう理由をすぐに答えられるかというと難しいでしょう。漠然とした中からそれなりのことがいくつか出てくるはずです。


様々な人と接するのが仕事ですので

価値観が必ず異なってきます。


仕事の目的、進め方の目線合わせができていたとしても

個々人の過去の経験から染みついている「譲れないもの」までは合わせられません。


言葉使いだったり、余計な一言だったり

困ったときの周りの反応であったり

苦手なコミュニケーションだってあって

正義感が強くまじめな人ほどお客様への言動などに敏感になったりします。


相手が良かれと思ってやってくれたことも自分にとっては嫌なことで

それぐらい我慢しろよという意見が多いとしても

どこでスイッチが入るかわかりません。


ただ、スイッチが入るということはネガティブなポイントが貯まった状態で

上記のような小さな小さな積み重ねがあって

自覚もなく蓄積しているのでいざ理由を考えても上手く説明ができないんです。


どうしても譲れない1つの要因の比重がとても高いとそれが理由として明確に説明ができますが

数が多いと、「これ」というのがわからなくて

自分でも「本当に辞めたいのか?」と確信に変えることができません。


その中のパッと出てきた内容は直近で思ったことだったりして

核心部分ではなくて現状が「嫌」という気持ちが正直なところだと思います。


あの人の言動が→不信感→離れれば大丈夫?→動きなし→何もしてくれない不信感

のように、どんどん重なっていき

ネガティブがポジティブを勝るとほとんどのことに対してネガティブになってきます。


友達などの話を聞いて外の環境が良いなと思うのも、今の環境にないものがあって「あるものに対しての不満」が存在するので比較が出来てしまうと考えると

ネガティブがあるから比較をしているわけですよね。


嫌に思っていることに対して

もしかしたら周りの人は「そんな理由で」と思うかもしれませんが

本人が「事実」としてそのように考えてしまっているというのが重要で

だからといってその人のためだけに全てを動かすことは現実的に会社もできません。


人への印象と同じで、一度染み込んだネガティブな印象は払拭することが難しく

そんな時に自分で判断しなきゃいけないわけですが

「事実」があるので答えは出ています。


その先に何をするか、何が必要かを調べる段階で

その過程の中で考え方が変わることだってあります。


比較対象を持つから判断ができるわけで

社会での自分の立ち位置を理解できて行動の計画がたてられるわけです。


なんとなくモヤモヤを蓄積させてスイッチを押してしまう前にそのような行動ができれば

周りが見えなくなっている状態でする決断より良い決断ができるのは明白です。


理由を考えても出てこないときは無理に作らないで

そういう状態なんだと考えるようにして

課題として把握する必要になった段階で「時間を作って」分析すれば良いです。


周りが見えなくなると

今と真逆の極端な希望とかやりたいことだけを全面的に押し出して

面接などで良い結果にはつながりにくくなります。

その内容が相手にとっては価値があまりない情報だからです。自分自分!と相手が必要な情報を提供出来ていない状態です。


課題はなにか?何が今できるか?

そのうえでやりたい仕事に落とし込む必要があって

感情だけでは上手くいかないことを理解したうえで

「動くか迷って」その「判断ができる状態」が一つのタイミングです。


早めに動いたほうが良いというのは実はそういった意味合いもあります。

蓄積が少なくて、考える余裕がある状態だからです。


思ってしまったらどんどん悪い部分を探してしまって「一刻も早く」と思ったタイミングだと焦りが生じていて

その焦りこそ良い判断の邪魔をします。


既にそうなってしまっている場合はもう動いていて上手くいっていないか、多少諦めてしまっている状態かもしれません。

ただ、「何故そうなっているか?」理由がわかれば対策も出来ますし、心構えを変えるだけでも違います。


何がベストかベターな選択か、必ず自分で決めなければいけないのですが

それが難しいから詳しい誰かやサービスを頼るわけで

それは背中を押してもらうために行う情報収集の手段です。

決めてもらうのではなくて、活躍をしてその先の選択をより良いものにすることが目的です。


転職活動を始めるにはどのタイミングが一番良いのだろう?と悩んだ場合の参考にしていただければ幸いです。

答えは自分のその場の判断がもたらしてくれます。