プレスト音楽教室アンサンブル発表会
10月14日に講師をしているプレスト音楽教室のアンサンブル発表会が開催されました。
プレスト音楽教室では春にソロの、そしてこの時期にアンサンブルの発表会があり、アンサンブル発表会は生徒さんや講師の中でいろいろな企画を考え、毎年発表しています。
以前はトランペットを外部からも募集して大勢で演奏したこともありましたが、何かこうもっと発展的なことができないか模索していた時に他の管楽器の先生から提案されたのが、「管楽器たくさんで合奏したい」でした。
なるほど確かに、最近は管楽器を習っている生徒さんも増えたし、数年前にユーフォニアムとテューバのクラスが開講し、すべての管楽器が揃ったこともあり、管楽器だけで合奏は可能だと思いました。
ただ、打楽器のクラスがないのです。
あと不安だったのが、この企画にどれくらい集まってくれるのか。
そこで、極力打楽器がなくても、管楽器が6人でもなんとかなりそうなフレキシブル編成の楽譜を使うことにしました。
結果的にはそんな不安を持つ必要もない40名近くの生徒さんと講師が集まってくださり(教室にかろうじて存在するトライアングルとタンバリンをピアノとヴァイオリンの先生に参加していただき)、言い出しっぺのひとりである僕は指揮をすることに。
それにしてもプレスト音楽教室の生徒さんはみなさんレベルが高い。この企画、2回しか練習しなかったのですが、初回の最初に試しに通してみたらもう曲になってました。各自の譜読みがバッチリできているということです。もちろん、講師の先生方の協力があってのことではありますが、でもやはり上手。
そして雰囲気が良い。プレスト音楽教室は全体的にのんびりした雰囲気があって、講師の先生同士で良く飲みにいくことも多く、そんな感じなので合奏も柔らかい空気感の中で、でも真剣に曲作りをする姿勢があって、指揮や合奏レッスンをしていても皆さんお話をちゃんと聞いてくださるので非常に進行がスムーズでした。ありがとうございました。
管楽器合同合奏だけでなく今回は金管アンサンブルも行いました。生徒さんより講師が多いアンサンブルだったので、いろいろ勉強になったのでは、と思います。
打ち上げでは、たくさんの方から管楽器合同合奏楽しかった、と言ってくださり、また企画して欲しいという声も多かったので、更に楽しい企画になれないか考えてみたいと思います。
打楽器問題さえ解決すれば、吹奏楽編成で演奏できると思うのですが。どなたか知恵を貸してください。
荻原明(おぎわらあきら)