古民家の片づけ
古民家再生のブログのくせに写真がなくてつまらない事は認識しています。
なぜなら、写真をアップできない理由があったからで、とりあえず言い訳を。
私が言う空き家とは、空っぽの家ではなく、人が住んでいない事を指しています。
空き家は、空き家になる前に使われていた家財が残されている事が多いです。
私が手に入れた古民家にも家財がそれはそれは大量に残されていまして・・・
自分の家ならともかく借りた家ですから、元の住人のプライバシーに配慮して
撮った写真や映像をアップするのは控えていました。
つい先日、片づけが完了して、晴れて空っぽの古民家になりました。
これからは(次回からは)、写真や動画を交えて
古民家を飲食店にセルフリノベーションしていく様子を紹介していきたいと思います。
今回は家財の片づけについて少し書きたいと思います。
片づけについて
私が古民家を借りるにあたり現状渡しを条件としたため、家財の片づけ処分は私の役目。
片づけも自分で・・・と思っていたのですが、物量が圧倒的で。
一人でやっていたら何カ月かかるか分からないくらいでした。
費用を抑えたいのが大前提なので、シルバー人材にお願いをするなども検討しましたが
結局専門業者さんに依頼することにしました。
片づけが終わって、この選択は大正解だったと思います。
もし身近な人や、素人に片づけ作業をお願いしていたら
「懐かしいなぁ」
「あーこれもったいないなぁ」
「これ、お店開くときに使ったらどうだ?」
「これ、お宝じゃないか?」
みたいな事になってしまって、きっといつまでたっても片づかないんですよ。
判断も早いし、分別も早い。やっぱプロだなぁと思いました。
片づけの専門業者さんは意外と多いです。
インターネットで検索するといくつもの業者さんがヒットすると思います。
全国展開している業者さんも居ますが、私は上田市を中心に片づけ事業をされている
巴商事さんに依頼しました。
片づけ期間は10日間8営業日。2名~4名の作業員で25人日くらいの作業と
それに相当する量の不用品処分をしてもらいました。
社長さんもスタッフの方も気さくにお話ししてくれたので、
私が興味を引きそうなものについては「これ、どうします?」というように
声をかけてくれるのも良かった。
まあ、ほとんどのものは処分し、残したのはお店のディスプレイに使えそうな数点でした。
片づけ費用について
片づけに限らず素人には相場が分からないものです。
終わってみて目玉が飛び出る請求が来ることもあります。
事前に必ず現地で見積もりしてください。立地や建物の条件等で費用が変わります。
見積額に納得がいかなかったら、ほかの業者さんにも見積もりを依頼すべきです。
最初から複数業者さんに合い見積もりしてもらうのも良いと思います。
業者さんには少しプレッシャーかける事になりますが、
「ごめんなさい、合い見積もりさせてもらってます。」
と宣言すると、なお良いかもしれません。
あとは、工務店さん等を経由して片づけ屋さんが入るケースがあると思いますが
別業者さんの下請けとして入るとどうしてもマージンが発生してしまいます。
費用を抑えたいのなら、業者さん探しと手配の手間はかかりますが、
専門業者さんを自分で探して直接手配すべきだと思います。
で、実際に私の古民家の片づけ費用は、片づけ業者に依頼したことがある人から
「この物量じゃ100万円はかかる。」
と脅されていたのですが、それよりは大幅に安い金額で済みました。
また、片づけ費用の削減の一環で、連携している不用品の買い取り業者さんの
ハッセンさんにも同時に入って頂きました。
お宝と言えるものは有りませんでしたが、古民具や置物のようなものも買い取り対象と
してくれるそうで、どの程度の買い取り金額かはまだ不明ながら、
片づけ費用がそれなりにかかったので、少しでも相殺されるといいなぁ。
今日はここまで。