谷川士清旧宅見学

１０月９日（水）第５回白山公民館講座がありました。津市八町にある谷川士清旧宅において、谷川士清の会に案内説明していただきました。

谷川士清は宝永６年（1709年江戸時代中期）２月２６日、伊勢国安濃郡八町（現在の津市八町三丁目）で、町医を営む谷川義章の長男として生まれました。

幼いころから家業を継ぐため勉学に励み、享保１５年（1730年）頃からおよそ５年間京都に遊学しました。本格的に学問を修めた後の享保２０年（1735年）８月、津に帰郷しました。

その後、父の後を継いで医者となり、地域・近郊の人々の信頼を受け、「洞津谷川塾」などを開き、多くの人々を教えたと伝えられています。

士清自身の研究による著作は、「日本書記通証」３５巻、わが国最初の本格的な五十音順国語辞典「和訓栞」（わくんのしおり）９３巻があります。

谷川士清旧宅で熱心に説明を聞く講座生