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東京・荒川河川敷、赤羽・鹿浜界隈の愉しみその3・北区花火会

2019.10.13 11:57

今年の10月12日土曜日にかつてないほどの大型台風19号Hagibis が関東地方から南東北を通過しました。これに伴い埼玉県と東京都の主要河川である荒川は水位が上昇してしまい、前々回お伝えしたコスモスのお花畑も泥水に飲まれてしまいました。悲しいことです。このたびは赤羽と鹿浜の間付近の荒川河川敷についてご紹介し、コスモスとチューリップに続いて今回は江北の八重桜をご紹介する予定でしたが、急遽変更し北区花火会についてお伝えすることといたしましょう。

北区花火会は東京都北区の民間団体と地元ボランティアが開催する秋のイベントです。小規模ながら、北区民の手作り感満載の愛すべき催しというのが売りとなっています。今年2019年は9月28日土曜日に18時45分から約45分間、8888発の花火が打ち上げられました。

花火会の会場は荒川と新河岸川・隅田川が合流・分岐する箇所で赤羽側の荒川河川敷です。写真のちょうど真ん中ですね。花火は岩淵水門の右手、下流側の荒川河川敷のヘリポート付近から打ち上げられます。

この地図は荒川下流河川事務所のホームページから借用しました、岩淵水門付近の地図です。

これは花火会当日の観客席。青水門エリアです。

ところが先日の台風19号が過ぎて夜が明けると、荒川の増水記録ポールはこの通り。7メートルを越えて、記録を取り出してから5番目の水位に達していました。

河川敷に植えてある木のてっぺんが見えています。青水門エリアの観客席があった河川敷も泥水の中です。

話を花火会当日の9月28日に戻しましょう。日中、座席の設営をしているところ。赤いのが旧岩淵水門、通称・赤水門です。

赤水門に近い河川敷では、既に露店が出ていました。

赤水門エリアでは舞台も設営されていて、イベントが始まっています。


今年はお彼岸を過ぎてから咲き始めた彼岸花、花火を観ようと咲き揃ったようです。

新河岸川を渡って家に戻り、花火打ち上げの少し前に購入していた有料席に参りました。

青水門エリアのカメラマン席より。アナウンスと音楽を交えた4幕の構成です。

幾つかご披露いたしましょう。

小規模ながら、よく構成されています。

ストーリーと音楽に合わせて場面が変わります。

色々な花が夜空に咲きます。


これは眩しい。


今度は可愛らしい花。

このときは赤羽が誇るアーティスト、エレファントカシマシの歌に合わせて、


組み合わせが楽しいですね。

こんなのもありました。


そして怒濤のクライマックスへ。45分間の打ち上げはあっという間でした。それにしても今年は台風の当たり年でした。来年もまた、今年同様のベストコンディションで花火を楽しめたらいいな、と思います。