エンジニア採用媒体って何があるの?手法別におすすめサービスを紹介
IT業界の人材不足が深刻な今、エンジニアを採用する担当者の悩みは尽きません。
「求人媒体を使ってエンジニアの採用単価を抑えたい!」
「エンジニア採用を任されたけど、文系卒で技術のことがわからない……」
今回は、そんな悩める採用担当者のみなさんに、エンジニア採用におすすめの求人サービスを、以下の手法別にご紹介します!
■求人サイト:Green、Paiza、Find Job!
■スカウト型:Forkwell Jobs、LAPRAS、Findy
■エージェント型:レバテック、Geekly、ワークポート
■イベント型:doda転職フェア セレクト、type エンジニア転職フェア
■副業型:コデアル、シューマツワーカー
エンジニア採用媒体:求人サイト
まずは、もっとも一般的な掲載型の「求人サイト」をご紹介します。採用単価を抑えたいときや、応募数のボリュームを増やしたい場面にマッチする手法です。
Green
■サービス概要
IT・Web業界や、ベンチャー企業の採用に強い求人媒体です。求人広告サイトの業界では初めてとなる成果報酬制の料金体系となっています。
■特徴(メリット)
「気になる」や「会いたい」といったボタンを押すだけの気軽なコミュニケーションで、候補者にアプローチできます。それらの機能を活用して頻繁に候補者とコミュニケーションを取って媒体を運用することで、さらに新規の候補者へリーチやすくなる特性があります。
■費用目安
掲載費 :無料
採用成功時の費用 :30〜90万円
Paiza
■サービス概要
paizaは、候補者がコードを書いて面接・面談の選考に進める、新しいカタチのコーディング転職サービスです。候補者は、プログラミングのスキルチェックテストを匿名で受けることが可能です。
■特徴(メリット)
コーディングテストの結果を見て、直接スキルをチェックできることが大きなメリットです。人事担当者はコードを読めない場合が多いかと思いますので、開発チームのエンジニアのメンバーと密に協力することが重要になります。
■費用目安
掲載費 :無料
採用成功時の費用 :年収額の25%〜(コーディングテストのランク別で変動)
Find Job!
■サービス概要
Find Job!は一つの求人で、正社員、フリーランス、アルバイトなど3つの雇用形態の募集ができる求人サイトです。
■特徴(メリット)
業界特化型で、AbemaTV・ニコニコ動画・YouTubeなど幅広いメディアでプロモーションをおこなっており、若年層の候補者が多数登録しています。成功報酬の料金がかからないため、採用成功の人数が多いほど採用単価を安く抑えることができます。
■費用目安
・掲載費用(2週間) :5万円~(※期間限定の初回特別価格あり)
・掲載費用(4週間) :10万円~(※期間限定の初回特別価格あり)
エンジニア採用媒体:スカウト型
ダイレクトリクルーティングとも言われる手法を強みとする媒体で、企業側から積極的にメッセージを送り、候補者のエンジニアにアプローチします。比較的スキルの高いエンジニアや、転職意欲がまだそこまで高くない候補者層と接点をもつことができます。
Forkwell Jobs
■サービス概要
ポートフォリオサービスであるForkwellからリリースされた、「スキル」と「こだわり」で選べる、エンジニアの目線に立って作られた転職サイトです。企業から候補者にスカウトでアプローチするのが基本です。
■特徴(メリット)
Forkwell jobsの魅力は、登録者の質です。登録者の半数が技術イベントなどでの集客による流入のため、他の求人媒体に登録しておらず、イベントに積極的に参加している向学心の高いエンジニアの割合が高くなっています。今年に入って「いいね」ボタンの機能が新しく追加されており、より気軽に候補者と企業がマッチングできるようになっています。
■費用目安
アカウント発行・初期費用(2ヶ月) : 10万円
アカウント発行・初期費用(6ヶ月) : 15万円〜
採用成功時の費用 : 年収額の35%
LAPRAS
(旧サービス名:scouty)
■サービス概要
AI技術によって、Web上に公開されているトップレベルのエンジニアの情報を自動的に取得している媒体です。GitHubを始めとしたエンジニアが登録するデータベースから、アカウント情報を収集し、採用企業はその情報が集約されているLAPRASのサービスからダイレクトにスカウトメールを送信することができます。
■特徴(メリット)
LAPRASが独自に自動収集したデータベースがあるため、他の求人媒体には登録していない優秀なエンジニアにアプローチすることが可能となっています。一方で、転職顕在層ではなく潜在層へのアプローチということもあり、緊急度の高い採用には適していません。
■費用目安
月額固定料金のみ(成功報酬なく、固定の月額のみで何名でも採用可能)
Findy
■サービス概要
「働く個人 価値を見える化し、個人がもっと自由に働ける社会」を理念に展開している、エンジニアに特化したスカウト型のリクルーティングサービスです。
■特徴(メリット)
企業から候補者に「いいね」を送り、その候補者から「いいかも」が送られてマッチングが成立したら、スカウトメールを送信することが可能になります。お互いに興味があることを確かめてからメッセージを送るため、返信率が高く効率の良い採用活動ができることが特徴です。
■費用目安
基本使用料(半年) :月額7.5万円〜 成功報酬(半年) :30%
基本使用料(1年) :月額5万円〜 成功報酬(1年) :20%
エンジニア採用媒体:エージェント型
会員登録をしている候補者群の中から、企業にマッチするエンジニアをエージェントが紹介してくれるサービス媒体。プロジェクトマネジメントなど開発の上流を担当するエンジニアを採用する場合や、求人広告に掲載して多数の応募者を選考する工数が不足している企業にオススメの手法です。
レバテック
■サービス概要
IT/Web業界のエンジニア・クリエイターに特化したエージェントです。
■特徴(メリット)
コーディネーターが日常的に企業の開発現場に通いつめ、年間3000回以上取引先のプロジェクトマネージャー、エンジニアとミーティングを行っています。リアルタイムで密な求人情報を候補者に届けることができる体制があります。
■料金体系
成功報酬型
https://career.levtech.jp/?sip=o06700_028
Geekly
■サービス概要
IT・Web・ソーシャルゲーム業界に特化したエージェント事業を行なっています。
■特徴(メリット)
設立10年以上に及ぶ業界経験の蓄積から、マッチングを科学してきた実績が特徴です。また、決定までのスピーディーさにも定評があります。
■料金体系
成功報酬型
ワークポート
■サービス概要
IT業界に特化したエージェントの中では、最大規模の大手企業です。
■特徴(メリット)
創業以来、約50万人の業界関係者の転職を支援した実績から、エンジニア採用のトレンド情報に強いのが特徴です。
■料金体系
成功報酬型
エンジニア採用媒体:イベント型
リアルなイベントで会場に候補者を集客する手法。情報収集や企業へのエントリーをWeb上で完結させることが普及している今、あえてリアルに接点を持つイベントを通じて、Webだけでは接点を持てなかった新しい候補者との出会うことができます。
doda転職フェア セレクト
■サービス概要
人材紹介大手dodaが開催する、業種・職種などの開催テーマに合った転職希望者のみを集客するイベントです。
■費用目安
ブース出展費用(1日あたり) :約70万円〜
type エンジニア転職フェア
■サービス概要
IT業界に特化した求人広告媒体typeが開催する、エンジニア専門の転職イベントです。
■費用目安
ブース出展費用(媒体掲載料とセット) :約95万円〜
合説どっとこむ
■サービス概要
合同説明会の情報サイトを運営する合説どっとこむが主催の転職イベントです。
https://www.gosetsu.com/seminar/it_career
エンジニア採用媒体:副業型
正社員・フルタイムといった雇用形態に固執しすぎてしまうと、エンジニア採用市場の激しい競争の中で機会を損失してしまうかもしれません。ハイスキルなエンジニアほど、自由を求めてフリーランスという働き方を選択する方が年々増えています。こうした手法も選択肢に入れるとよいでしょう。
コデアル
■サービス概要
優秀なITエンジニアの副業採用が可能なサービスです。月60時間働くことのできる即戦力エンジニアの早期獲得をすることができます。
■特徴(メリット)
入口が副業スタートなので、比較的気軽にジョインしてもらうことができます。一緒に働いて興味を持ってもらい、のちに正社員として入社してもらう可能性も広がります。
■費用目安
固定料金のみ(成功報酬なく、固定費用のみで何名でも採用可能)
シューマツワーカー
■サービス概要
副業を望むプロ人材を、低予算で雇用リスクなく活用できるマッチングサービスです。
■特徴(メリット)
転職市場に出てこないプロフェッショナルな副業社員接点を持つことができます。最低週10時間から業務を依頼することができ、低予算によるスモールスタートも可能です。また、副業社員のマネジメントを、シューマツワーカーの”副業コンシェルジュ”が請け負ってくれることもメリットの1つです。
■費用目安
副業社員への報酬+手数料
エンジニア採用を成功させるためのポイント
最後に、採用成功のために重要なポイントをいくつかご紹介します。
エンジニアの仕事への理解を深める
採用担当者がエンジニアと同じスキルを身につける必要はありません。ただ、求人媒体に掲載する文面を作成したり、ダイレクトリクルーティングのサービスを通じてメッセージでアプローチをしたりするには、エンジニアの仕事内容をある程度理解することが必要です。
サーバーサイドエンジニア、フロントエンドエンジニア、インフラエンジニア、テストエンジニアといった職種の細かい違いなどを調べて、おおまかに理解しておくのがおすすめです。社内のエンジニアの人たちとランチに行くなどして、直接コミュニケーションを取るのもいい方法です。
条件の緩和
採用チーム内で「こんなエンジニアを採用したい」と話し合う機会もあると思います。しかし、そこで完璧な人物像を描いてしまうと、競争が激しいエンジニアの採用市場で機会を逃してしまうかもしれません。
実際にどんなスキルのエンジニアが、どれくらい採用市場に存在するのかを見極めるため、採用活動の初期段階では幅広めに応募を受け入れてみることがおすすめです。
働きやすさの強化
「リモート勤務が可能」「フルフレックス制度」など、場所や時間に制約が少ない労働条件を提示できると、エンジニア採用は一気に加速します。ダイレクトリクルーティングでのメッセージへの返信率も、ここを打ち出せるかどうかで大きく変わります。
会社の規模や経営方針によっては、すぐに変更することが難しいかもしれませんが、エンジニアの採用を成功させるために必要であることを伝え、関係各所を巻き込んだ採用活動ができるように働きかけましょう。
適切な媒体に出稿して、エンジニア採用を成功に繋げましょう!
自社の組織体制やエンジニアチームの現場の状況を踏まえ、利用すべき媒体を適切に選ぶことで、エンジニア採用を成功させましょう!
とはいえ、エンジニア採用が初めてという担当者の方は、何から手を付ければ良いのかわからないのではないでしょうか。
採用コンサルを利用することで、求人広告の成果を高め、採用を成功させることが可能です。
当社ポテンシャライトでは、採用のプロとしてベンチャー企業様累計110社以上を対象に、以下のような採用代行業務に携わってきました。
・求人広告設計、運用支援
・採用ノウハウの提供
・求人広告設計、運用支援
・エージェント開発・運用支援
採用に関してお困りのことがあれば、些細なことでもお気軽にご相談ください。