SAW
大きな台風がやってきて大変な被害が出た場所もありました。
被害にあわれた方がまた平穏に安心して暮らせるように、早い復旧を祈ります。
こんばんは。えいむです。
週末にアデプトプログラムを開催予定でしたが、ちょうど台風に当たるということで中止にさせていただきました。
そしてちょうどその二日間、あまりの調子の悪さにほとんど寝て過ごしておりました。
これが低気圧不調というやつなのかーと、初めて実感しました。
確かに高地トレーニング状態ってことですものね。
もともとヘモグロビン量が基準値ギリギリ程度に少ないので、調子も悪くなって当然です。
寝たり起きたり、何もする気にならずにいましたが
テレビを見つつも、とりあえず貧血予防フードでもあるカシューナッツをボリボリ食べておりました。
録画した海外ドラマもたまってるけどなぁと、録画リストを見て以前録っておいたSAWレガシーを観ました。
SAWシリーズ、第1作から好きです。
スピリチュアル系と言われる私ではありますが、幽霊とかホラーは嫌いです。
もともと見えないのに、なぜわざわざ見なければならんのだ。っていうね。
でもスプラッタは好きなんです。解剖学好きですし、なんとなくバンパイア体質ですし。
それにパズルゲームも好きなので、SAWはとても気に入って全作見ております。
ジグソウがやっていることは確かにひどいし人間を試す究極であるとは思います。
ゲームに選ばれたきっかけは本人にあったわけだし、その理由を軽く、簡単に考えもしないでそういう方向へ持って行ったのだから、
確かに等価にはなってないと思うかもしれないけれども、ジグソウとしては自業自得なんですよね。
でもルールを守って、他人を蹴落として自分だけいい思いをしようとかしなければ助かるようにできているのです。
ただ極限状態になるとそんな冷静な判断はできなくなって、自分だけ助かろうとするのが生存本能というもの。
ちゃんと事のきっかけから理由を説明されれば合点が行く話。
でもその立場でそこまで考えようとも思わないこと。逆の立場に立とうとも思わないこと。
そこを認識して判断できるかを試されているわけですね。
なんだかとても形而上学。エゴを排除して損得勘定を抜きにして、最善の方法をルールを破らずに行動する。
(そんなん違うわ、と先輩方には言われそうですが)
まぁ、ジグソウのやり方がひどいのは認めます。
私が形而上学に出会ったのは3年半前ですが、実は15年前からこう言う考えに同意していたのですね。
1997年のCUBEという映画でも同じようなことを考えたなぁと思いながらシリーズ1を見た記憶。
だんだん回を追うごとに人数が増えていって、ゲームとして競う=生き残る本能を刺激する方向に行ってからは、敵と味方とどちらにつくか、チームワークとして行うか、ということも含まれ始めて
どんどん人間の汚いところと綺麗なところの紙一重を見せられているなぁと感じたものです。
ちょうど、人間ってめんどくさい。生きるのってそんなに大事?と考えていた頃に見た回はちょっときつかったなぁとも思い出します。
スプラッタと極限状態に耐え得る自信のある方は是非ご覧くださいませ。