【つくる話】「やまじるし」

2019.10.15 02:50

山登りをはじめて、1年になりました。

都内でビルやら商業施設やらに囲まれて生活していると、

山はまったくの別空間です。

山に入った途端、

自然の圧倒的な存在に飲まれます。

木々の太い根っこ、

名前の知らない花、

キツツキが木をつつく“コツコツ”という音。


脚が針金ような虫、

目の前を横ぎる小鹿、

気配なくたたずむニホンカモシカ。

滝、岩、苔、

リス、サル、ヘビ‥‥。


思うことはひとつ、

「人間とは‥‥ 無力!!!!!」


命の原点回帰を体感しながら、

頂上にたどり着いて食べるおにぎりは最高だし、

柿の種のウマさにも気づきました。

山は、本能を揺さぶる刺激をくれます。


ただひとつ、足りないものがありました。

それが「記念品」です。

昔からの定番でピンバッジはあるのですが、

飾るのが好きな自分には、

何かあればなぁと思ったのです。


待てよ‥‥

山といえば木‥‥

木‥‥  木玩‥‥

‥‥  つくればいいじゃん!!!

というか、

ウチがつくらずして、

誰がつくるのか!!!


という勝手な使命感から、

山の記念品『やまじるし』をつくりました。

山名の由来や、印象的な部分をモチーフにしています。

登った山をつくっているので、

日本百名山とかではなく、

東京近郊の低山がメインとなっています。

(まだまだ、これから!)


それと、“登山”のほかに、

“歩山(ほざん)”という枠をつくりました。

本格的な登山道具がなくても、

短時間で手頃に楽しめる、歩いて登れる山です。

とはいえ、

写真には映らない〜

美しさ〜が あるから〜

ってなワケで、

自分の中に落とし込まれた感動や体感が断トツで一番の記念品です。

ですのでプラスアルファとして、

この『やまじるし』を楽しんでいただけたら嬉しいです。


この“山のお守り”は、

登山好きな人への贈り物にもピッタリなはず!


ではでは、山で会いましょう。