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よくある質問

2016.04.12 12:03

今回は誰でも一度は聞いたことのある

シリコーン(シリコン)について

書いてみます。

「シリコーンはよくないんだよね?」

「今 ノンシリコンタイプのシャンプー使ってます。」

いつもシリコーンは悪者扱いされがちなのです。

しかしシリコーンの役割は洗髪中の軋み

などを緩和し指通りを良くするための

潤滑剤なのです。

ドライヤーの熱から髪も保護してくれます。


そもそもシリコーンとはいったい何?

って話なのですが・・・

                  (写真はお借りいたしました。)

シリコーン(ケイ素)

実は石です!!

シリコーンは無色透明で、液状、

ペースト状、ゴム状、固体状のものがあり、

耐久性や撥水性に優れています。

意外と知られていないのですが、

感触もベタつきが無く、

肌や髪への伸びもよいので、

メイク品や乳液、クリームなどの

化粧品などにも配合されている成分なのです。

そこで

「シリコーンは毛穴に詰まるのか?」

シリコーンは地肌に地肌に蓄積しにくくなっています。

車のワックスなどの高重合でない限り詰まりません。

実際にシャンプーなどに配合されるシリコーンは

1%にも満たないくらいの少ない配合らしいです。

ただリンスやトリートメントについては

配合量が10%を超えるもあるそうです。

そうなると少し弊害も出てきます。


シリコーンを配合する理由!

ベースに用いている界面活性剤の

洗浄力などが高すぎるため、

そのまま用いると髪に必要な

油分なども取り去ってしまい

摩擦などを生じる(物理的なダメージ)。

シャンプーメーカー各社は

その問題を解決するために

シリコーンを配合して摩擦緩和をしているのです。

髪のダメージが気になる方、

きしみを減らしたい方、

シャンプー中のギシギシしたのが嫌な方、

絡まるという方、

髪の収まりをよくしたい方、

ツヤ、軽さ、柔らかさがほしい方には

とても効果的な成分なんです。

デメリットとしては、コーティングするので

ダメージ根本を修復するものではないこと。

集中トリートメント(1ヶ月もつようなもの)

を連続でやったり、

数種類のシリコーンを重ねてつけたりすると

ベタつきの原因になることもあります。

ちなみに美容室で使われているもので洗浄成分が

アミノ酸系、両性イオン系など他にもありますが

髪に摩擦を生じさせない洗剤を使用しているため

シリコーンを配合する必要のないものもあります。

結論をいえば

シリコーンの有無で見るのではなく、

髪質やダメージ、洗浄剤の種類で

選ぶことが大事だと思います。

少しでも参考になれば幸いです。