仕事選びで悩んだら!業界や会社と職場が今ある理由から必要な能力を考える【準備の大切さ】
なんでこの仕事ってできたんだろう。
どんな理由があってこのサービスはあるのかな。
不思議に思ったことってありませんか?
そもそもの意味を知らない中でやりがいや意義を見つけていることがほとんどです。
わからないことって多いですよね。
自分に合った会社ってなかなかわかりませんし
自分に合った仕事なんてやってみないとわかりません。
ただ、自分のことは自分が一番わかるはずです。
誰かにアイデアをもらって気づくこともあるでしょうし
実際に経験して判断できることもありますが
最後に決めるのは自分です。
社会に出ると自分だけの判断だけでなく
様々な角度からの評価が自分に価値をつけます。
初めて勤務した会社で評価をされなくても、次に縁があった会社で評価をされるということも大いにあります。
ストレスと戦うという意味だと、小さなことを気にしないことも大切ですが
居場所を守るという意味では重要になってきます。
組織である以上、雇われている側としては好き勝手が100%許されるわけでもなく
全員が好き勝手に動いているとしたら、あまり上手く機能はしないでしょう。
「歯車」という例えも、こういう意味合いで使われるのだと思います。
さて、話を戻しますが、自分がどんな人でどんなことを好んでどんなものを嫌うか
これはわかると思います。
前向きな性格
人と話すのが好き
黙々と作業をするのは嫌い
などなど、日常からも導き出せます。
それは産まれてきてから今までの体験があって今の自分を作っているからで
今後も変わっていくでしょうし、変わらない人もいるでしょう。
業界や会社も実は同じで
必要があって、もしくはビジネスチャンスがあって産まれますよね。
その歴史の中で様々な動きがあって、今の姿になっているわけで
何故できたのか?とどのようにできたのか?が実はとても重要です。
誰かが必要としているだけではなく、商売になって利益が出るから始まるわけであって
必要としてくれている人や実際に利用する人の数がマーケットになって
その人たちの特性などで対応方法も変わりますし、変化するニーズに応じてやり方も変わります。
どのような人たちのために?が次のステップになります。
例えば、一気に駆け上ってきた会社とじっくりと時間をかけて伸びてきた会社は
アプローチのスピード感が異なりますし
業界が異なればターゲットも異なり、手法の大前提が異なってきます。
案件に対して多少のミスも絶対NGな業界であれば緻密な人が必要になりますし
富裕層を対象にしたサービスの会社かどうかなど
数を取るか質を取るかでも求めるスキルも異なってくるわけです。
そういった情報から自分と合っているかを見比べるのも一つの会社選びの判断材料になります。
なんとなくイメージで~というより
構造的にそうなった理由が必ずあるわけで
その理由がわかって初めて確信に変わります。
自分自身がなぜ今みたいな考えになっているのかにもきっかけや理由があるのと同じです。
では、どこで見つけるのか?
意外と見ない会社の沿革です。
同業で他の会社と比べて時期が早いかどうかも重要で
先発と後発では戦い方が変わるため、やり方に関わってくるからです。
歴史から読み取ることと、実際にわからない部分は面接で質問してみると
企業分析という面でも良い印象につながります。
見つけ出せる情報って限りがありますが
見つけ出せる情報の中にも隠れた部分を「知る」ためのヒントはたくさん落ちています。
仕事を見つけることが転職の目的になってしまうと
仕事内容と条件しか見ないで応募をしてしっくりこなくて結果も良くなく~と繰り返し
悪循環の中で焦りも生じて
本来の転職の前提にあった課題などを見落としてしまいがちです。
実際、準備に時間を使って、100%でなくても自分で納得した情報を武器にできる状態で進んだほうが結果はポジティブになりますので
準備という名の一呼吸を意識して、自分との相性を軸に考えてみてください。
もちろん、自分と合っているから~だけでは上手くいかないので
スキルや求められる条件も含めて。
転職活動もマッチングですので、より相性がいい人を企業も選びますし
その視点が抜けてしまっていたら上手くいかないのはそのためですので
是非、意識してみてください。
確認できる情報だけが全てではないですが
その確認出来る情報すら知らないと
本当に知りたい情報にはたどり着けません。
興味があるからないかは置いておいて
会社の歴史から
どのようなターゲットに対してどのような背景から生まれて今にいたるのか?
その根の部分が自分の本質とマッチするのか?
歴史があるということは、軸の部分が太く
成長著しい場合は軸の色が大切になります。
歴史と成長の中でターゲットも変わり
会社も変わります。
先を見据えるためには過去の動きを知ることも大切です。
そういった視点でも転職活動の準備をしてみてください。