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じてんしゃにっき

Panaracer GravelKing インプレ!

2019.10.15 10:36

もはやツーリングバイクとして大変化を遂げたミストラルさん、↑の記事以降するべきことは「フェンダーの取り付け」と「太めのタイヤに変更」という2つでした。

そしてやると決めたらすぐに行動。お金はありませんが時間だけはあるのは大学生の強みですね(?)

まずタイヤの換装です。今回チョイスしたのはパナレーサーの超ド定番タイヤ、グラベルキングの32cです。そんなに高価ではなくサイズが豊富、そして何よりも同じクラスの同じ太さのタイヤと比較すると頭2つほど抜き出た軽さが大きな特徴のタイヤです。

リムとの相性が悪いのか、なんだかめちゃくちゃ硬かったですが、タイヤレバーで無理くり嵌めました。

太さはこの通り。むしろ変更前のKENDA K-WESTの方が太くさえ見えます。

そして前後にフェンダーを取り付け。

フェンダーはギザプロダクツ、フリンガーのフルフェンダーをチョイスしました。

そしていざ実走。

比較対象はミストラル純正激重タイヤ(1本560g)のKENDA K-WESTです。

まずどうしても行きたかった軽い砂利道。

しっかり走ったわけではないのでファーストインプレという形ですが、普通に安心して走れました。オフロードは経験が足りていないのでグリップがどうこうはぶっちゃけわかりませんが間違いなくしっかり走れます。通過するだけならロードのように減速もせずドシャーーーっと突っ込める感じです。タイヤの太さが≒ママチャリなので当たり前と言えば当たり前でしょうか。

そして舗装路、こちらは問題ナシどころかめちゃくちゃ軽快になりました。前のゲロ安タイヤとは比較にならない次元の転がりの軽さ、グリップの良さが印象的です。

車体が12kg弱と超重量級ですが、タイヤのおかげで予想を遥かに超える軽快感があります。

グラベルロードがブームになっている海外と比較すると日本の道路は恐ろしいくらい舗装が進んでおり「そもそもオフロードタイヤなんかいらなくね」とはなりますが、時には砂利道や舗装が荒れ果てたとんでもロードがあります。そんな中にも安心して飛び込める。その上、舗装路もクロスバイクの比較にならないレベルで駆け抜けられるというタイヤがこのグラベルキングではないかなと思います。

タイヤの重量はなんと1本300gを切ってきています。純正タイヤと比較して1本250g、前後で500g以上軽くなっています。だからこそこの軽快感が生み出されるのでしょう。色んな人に勧められる理由がよくわかりました。

追記

困ったのはタイヤとフェンダーのクリアランス。巻き上げた砂利が逃げ場を失って「バチバチバチっ」と音を立ててフェンダーとタイヤの隙間を暴れまわります。ドライの舗装路ならいいのですが雨上がりやちょっとしたオフロードで砂とか砂利を巻き上げると楽しげな音が鳴り響いて騒がしいです。

気にしなければどうということはありません。タイヤは文句なしに良いタイヤです。この巻き上げさえも細かな砂をしっかり捉えている証拠だと思います。

総括

パナレーサーのグラベルキング。色んな人に勧められるので買ってみましたが、その理由がよーーーくわかりました。オンオフ共に特化しているわけではないものの平均点↑を叩き出し、太さのわりに恐るべき軽さを誇り、なおかつ安価。正直パナレーサーのアンチでもない限り買わない理由がないタイヤではないでしょうか。褒めすぎました。

しかしステマでもなんでもなく普通に良いタイヤだなぁというのが感想です。


これにてミストラルドロップ ツーリング化計画が完了しました。あとはバッグや光り物を揃えたら軽い旅に出てみたいですね。