タテイト珈琲店

MONKEY

2019.10.15 12:44

季刊誌「MONKEY」、置いています。


創刊5年ほどの文芸誌ですが、僕が初めて購入したのは先号。

久しぶりの、発売日が待ち遠しい雑誌です。

表紙から内容、構成、全てに矜持を感じる。

イッセー尾形の連載も好き。

今、一番手にとっていただきたい雑誌。


僕は小説にストーリーの良し悪しを求めません。

ストーリーよりも、切り取った一つの文章の美しさを楽しみたい。

MONKEYには美しい文章が散りばめられています。


また、今回はあのJ.D.サリンジャー特集。

かの「ライ麦畑でつかまえて」は意識高い系文学青年の必読書ですね。

タテイト珈琲店にはサリンジャーの短編集「ナイン・ストーリーズ」を置いています。

昔、"サリンジャー読んでる僕って素敵"という自己陶酔の中でよく読みました。


「ライ麦畑〜」は村上春樹訳バージョンもありますので、ハルキストの方は是非。僕は読まないけど。


読書の秋。タテイト珈琲店でつかまえて。