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医師の働き方改革を考える

長時間労働の要因 その5:プロフェッショナリズム

2019.10.16 02:42

長時間労働の要因の続きです。


前回のその4は「人的資本の回収」でした。

次は「プロフェッショナリズム」が挙げられています。

(自発的な要因はこれが最後です)


プロフェッショナリズム

第五の自発的要因は、プロフェッショナリズム(専門職としてのプロ意識)からくる

労働規範である。プロとして一定水準以上の仕事をしようと思えば長時間労働は厭わない

という信念がこうした職に就いている人々の労働時間を長くしている可能性があろう。

また、プロフェッショナルとして早く一人前になりたいという意識が強く働けば、

経験的習得効果(learning by doing)をねらい、人的資本の急速な蓄積のための長時間労働が

特に若い時期に仕事を多くこなしながら能力・経験を積むという

志向される面もあろう。

これは医師にがっつりはまりそうですね。

研修医の間はもちろん、専門医を取るのに友人の医師も苦労していました。


知り合いの血液内科の先生は、若いころ週100時間越えの残業なども経験されたそうです。

残業で週100時間って一体…


ちょっと話は変わりますが、自分も若いころは修業期間ということで、

自己研鑽の時間は勤務時間に入らないという片付け方を指導されてきました。

仕事のアウトプットに必要なインプットも相当あるように思うのですが、

なかなかそういう理解はコスト削減の観点からなされないようです。

だったら別に職場にいる必要ないよねと思ったりしましたが、

なかなか口に出せるような雰囲気ではありませんでした。


次回以降は、非自発的な長時間労働の要因になります。


本人の意識から変えていくべきなのか、環境から変えていくべきなのか。

考えていきたいと思います。