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忘れてしまってやってない!仕事で抜け漏れを少なくするために【今後の働き方で更に求められる自己管理能力】

2020.10.07 09:22

仕事はやることも多いので「あ、やばい、忘れた」ということもよくあると思います。


仕事に慣れてくると「大丈夫だろう」と油断するので、新人時代の慎重で仕事量もそれなりだった時期よりもむしろ起きます。


最初は新人として見定めもあるので自分のスピードで進められますが

ある程度の経験をすると会社や部署のスピードに合わせる必要が出てきます。


早すぎても焦って抜け漏れが出てきますし

遅すぎても他の関係業務の足を止めてしまいます。


立ち振る舞い方として、早く終わらせることで次から次へと仕事が降ってきたり

逆に周りから見たら一見何もしていない時間が多いと思われてしまって

早く仕事を終わらせているのに印象が悪かったりと、難しいですよね。


それこそ自分のスピード感を尊重して評価してくれる環境を探すきっかけになったりもします。


さて、そういった焦りや緊張感の中でやらなければいけないことを忘れてしまってやっていない場合

形になるくらいの終盤で姿を現します。


怒られるのが嫌だからギリギリまで言い出せずに悪化させてしまうのは一番悪くて

時期によって巻き込む範囲や程度が変わり、それに対するリカバリーの準備期間を削ってしまう結果になるからです。


最後まで忘れていた

忘れたのを思い出したけど知らないふりをしていたでは

両方良くないですが、後者のほうが避けるべき状況です。


わかった時点で関係者に謝る以外の手はありません。

事実と対応の内容・期間を伝えて、早急に取り掛かる、それにつきます。


大事なのはそのような状況にならないようにすることでそうなってしまうのは

ほとんどが「自分で優先順位を下げている」内容だと思います。


教えてもらったものをメモして、わからなければ聞けば良いと筆者は思いますが

明らかに初見ですという反応や他人事のような受け答えをしてしまうから相手のモヤモヤにつながってしまうので

その場合も「自分の仕事になる」という意識だけで姿勢も変わります。


相手の受け方で変わりますし、頼まれたことを報告しないで自己完結している場合も

相手としては「忘れてる?」と思ってしまう状況になります。


一気に詰め込むよりも段階段階で区切ることで抜け漏れは減ります。


10段階のステップがあるとして、最初の段階にやるべきことに9で気づいたとしたら

そもそもそこまで進めない可能性が高いですが、またやり直しになってしまいます。

無意識に区切りをつけて「ここまで」と決めていると人は多いと思いますが

それをスケジュールに確認段階も含めて組み込むだけで変わります。


突発的な依頼や約束事は自分の判断で優先順位を付けないで

客観的に緊急度とその相手を加味して記録に残して対応します。


仲の良いお客さんだから後回しで良いと勝手に思って問題になるケースを何度も見てきました。

他に対応できる人がいない案件は最優先です。


他の誰かでも出来る内容であればスケジュールが詰まっていたり余裕がなければ状況を説明して

再び仕事の振り分けをする必要もときにはあります。


大抵はふと言われたことだったりするので

なんとなくイエスといってしまい忘れてしまうことが多いと思います。


「だろう」や「なんとなく」の判断・返事を減らすことが実は一番の解決策だったりもします。


アバウトだから印象にも残りませんし、しっかりと必要な時間を作ることにつなげると

大きく改善されます。


慣れ、焦り、余裕~時期や状況で必ず立ちふさがってきますので

そうならないような準備・事前対応をすることが大切です。


特に現状に多いリモートワークのような

人と直接顔を合わせずに確認がすぐにできなかったり

誰かが見てくれていて助ける必要があるか?気づくことが出来ない環境であれば、自己管理能力が更に求められます。

自分だけで仕事は進められないということが「時間差」からくるやり辛さからも感じ取りやすいでしょう。


逆に集中して捗る人も多いでしょうが

目に見えないからこそ

しっかり仕事をしてくれるという信用があって成り立ち

その「しっかり」出来ているかどうか?には

もちろん、忘れないことも含まれます。


メールのやりとりであれば口頭で後々記録を残す必要もなく、確実に残るというメリットはありますので、言った言わないのような水掛け論のやりとりはきっと減るでしょう。


だからこそ、忘れずにやった、やってないが余計に見えますし

「相手にも」残っているという視点は忘れてはいけません。


それが信用に影響をして来ますし、働き方が異なれば見ている、見なければいけないポイントや角度も異なってくると言うことです。


誰も他にいない空間での仕事だからこそ今まで以上に自分で自分自身の管理を意識しなければいけないので

そのためにはモチベーションの維持だったり細かいやりとりの気遣いは更に考えて行動をしないといけません。


誰も見てないから自由ではなくて

誰も見てないから自分でなんとかしなければいけないという理解が正しいのでしょう。


しっかりと仕事をして、自己管理もして結果も出して、自分でモチベーションを上げているにも関わらず

一般的な疑いからの管理をされてしまったり、無駄な細かい報告等のルールを設定されてしまうと

自分は努力してるにと関わらず信用されてないと思ってしまいますよね。


今後の働き方を考えるとそういった管理や信用、結果への考え方などの相性がキャリアを組み立てていくためにはより大切になってくると思います。


手探りの段階だからこそ見えてくるものはあって

変革の時期だからこそ今まで見えなかった本質的な部分や表面だけではない奥にある課題や疑問も見えてきます。

もちろん、自分だけの状況でもっと自分について知り、自分自身を管理するために大切になるポイントや足りない部分もです。


こんなに頑張ってるのになんで?

頑張ってない人がいるからなのかもしれないけど一緒にしないでほしい。

会社だからこそ、そういったことでも個別対応って難しいですから、そういった理由でモチベーションを下げてしまった場合は自分のやり易い状況が「個別ではなく当たり前」な環境を探すキッカケの一つかもしれません。


過去は違っても今後に向けてそのように計画を進めている環境もあるでしょうし、様々なモノが動けば企業も対応していく必要があり、もちろん個人のキャリアもそれに応じて見直す必要はあります。


将来については想像で「こうなるかもしれない、こうなるだろう」の領域での判断になってしまうでしょうが、限りなく「こうなる」に近づけるためには効率的に情報を集める=転職活動で様々な企業と実際に接して話を聞くことも一つの手段です。