台風と耳鳴り
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
まずは、先日の台風19号により被災されたすべての皆さまにお見舞い申し上げます。
通常前日に記者会見する気象庁が、台風が直撃する数日前に注意喚起のための記者会見をしたこともあり、多くの方が個人や世帯でできるだけの備えをしたのではないでしょうか。
大きな災害において、個人の備えはあくまでも自分や家族の「命」を守るための最後の砦のようなものです。
個人の備えだけでは、災害から命以外の家や家財、日常の生活といった「環境」を守ることはできません。
災害の規模を減災するための備えや、起きた被害から少しでも早く日常を取り戻すための対応など、国民が暮らす「環境」を守るためには、国をはじめとした行政の働きが問われます。
報道を見ていても、行政が今回の災害に対してどんな効果的な働きをしているのかはかばかしく見えてきません。
国が、行政が、本来国民から負託されている働きをなして、すべての被災された方に一日も早く日常が戻ることを願ってやみません。
個人的には、今回の台風で避難勧告はでましたが、おかげさまで大きな被害に合うことなく過ぎました。
台風前夜から右耳の耳鳴りが続いている以外は。
これまで数秒程度の耳鳴りは経験がありましたが、数日以上鳴り続けることは初めてで、耳鼻科にも行き薬を飲んではいますが、ずっと右耳でキーンという高い音が鳴り続けています。
音の大きさは最初よりも小さくなりましたが、耳鳴りが外の音と響いて神経に触ることが増えて、集中を妨げられたり、不快になることが増えています。
神経に触るような不快な感覚や、治らないのではないかという不安等にどう対処して過ごすか、試されているような気がしてきます。
さいわいにも大きな被害に合わなかった方の中にも、気圧の変化で体調を崩された方もいらっしゃるかもしれません。
増税と災害とが大きくのしかかるような心地の人も少なくないでしょう。
来週の即位礼正殿の儀を前に、令和の時代が、国民が安心してのびのびとそれぞれの人生を生きることのできる国になることを、あらためて祈りたいと思います。
あらあらかしこ