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健康と幸福のためのスピリチュアル入門

成長とは、コンフォートゾーンを超えること

2019.10.17 06:09

ようこそ♪

“健康と幸福のためのスピリチュアル”を追究している

ルビーです。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。


*-*-*-*-*-*-*


台風19号の被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。


人生には、どうしてこんな辛いこと、苦しいこと

悲しいことが起こるのでしょう。


せっかく建てた家や財産を失い

大切な家族を失い

このままでは、生きていく氣力さえ失われていきそうです。


こんなに毎年、災害が起きたり

お給料は上がらないのに、税金ばかり上がっていく。


順調に成功する人がいる一方で


自分だけいつも不幸で

どうしてチャンスが巡って来ないんだ!

と思われることもあるでしょう。


しかし、どんな人にも

等しく成長のチャンスが巡って来ている! ということに

今回、氣がついたのです。


身体的に健康であっても

精神的な健康って、どうすればいいのか?


さらに、社会的健康、霊的健康を目指して

私たちは、どのように成長していけばいいのでしょう。


そのことについて

私は、調べ、学び、考えました。


人が成長していくときには

4つの領域を超えて行かなければなりません。


それは、私にとっての最近のキーワード

「コンフォートゾーンから抜け出す」

ということでした。



『コンフォートゾーン』安心の領域


コンフォートゾーンとは

「安心の領域」といわれるココロの領域です。

快適な領域ともいわれます。


私たちが安心できて、自分でコントロールできる領域です。


私たちは『変化を好まない』動物としての性質があります。

常に同じ状態を保とうとする、恒常性がありますからね。


しかし、変化しないということは

成長もしないということです。


このコンフォートゾーンを出て、変化しなければ

成長はありません。



ふと

毎朝観ている、NHKの朝ドラに共通点があることに氣づきました。


幼少期には、子役さんが演じて

成長すると、主演の女優さんに替わります。


そして、必ずあるのが

“生まれ育った田舎を出て、別の場所で成長する”

というシチュエーションです。


慣れ親しんだものや場所から離れて

新しい環境に行く……というお決まりのストーリー。


これこそが

コンフォートゾーンを抜ける! ということです。


今回の「スカーレット」も、信楽を出て大阪へ行きました。


前回の「なつぞら」も東京で戦災孤児になったあと

北海道へ連れて来られ

さらに、高校を卒業するとまた東京へ戻ります。


もう、安心領域を抜けまくりです。


このように安心できる領域から抜けると

次に待っているのは

『フィアゾーン』と呼ばれる、怖れの領域です。



『フィアゾーン』恐れの領域


安心の領域から抜けると、必ず不安になったり

自信がなかったりして、居心地が悪くなります。


新しい土地へ、意気揚々と引っ越ししても

ホームシックになったりします。


親元を離れて、別々に暮らし始めると

親も子も、フィアゾーンに入り

不安になりますよね。


私は、何度も引っ越しを経験していますが

その度に、ホームシックになります。


これがフィアゾーンなのだと、今回初めて知りました。

知っていると、次からココロの余裕ができますよ。


小さなお子さんが、幼稚園や小学校に上がる時

泣き叫んで嫌がるのは、コンフォートゾーンを出て

フィアゾーンに入ったのを感じるためです。


子どもさんは、感覚が鋭いですからね。



フィアゾーンの特徴は

この領域にいるとき、人は自信が持てず

コンフォートゾーンへ戻るための言い訳を探そうとします。


新しいことを始めたのに

急に不安になったり、面倒くさくなったりしませんか?


それが、フィアゾーン。


頭の中では、やりたい氣持ちがあるのに

ついついやらない言い訳を探して、元の生活に逆戻り。


結局、変わらない自分がいるのです。


また、このフィアゾーンには

怖ろしい強敵が待っています!


それは、コンフォートゾーンから抜け出せない

「抵抗勢力」からの足の引っ張りです。


「ダイエットなんて明日からにして、ケーキ食べよう」

と誘惑してくる、うちの夫!


この時期は、何かと言い訳して

コンフォートゾーンに戻りたいので


「そうね、今日は特別ね」

なんて、毎日が特別になってしまう私。。。


ここが、成長の妨げになるポイントなのです。



このフィアゾーンは、一時的な場所です。


怖れを真っすぐに見つめて、周りの人の意見に影響を受けずに乗り越えるとき

次のゾーンへ到達している自分に氣づくでしょう。


成長は、フィアゾーンを抜けて

『ラーニングゾーン』学びの領域へと進みます。



『ラーニングゾーン』学びの領域


ここは、学びと経験が得られる領域です。


安心の領域である、コンフォートゾーンの外にいるにも関わらず

新しい課題やチャレンジに挑む、勇氣や自信が湧いてくるのを感じます。


はじめは不安に思えたことも

新しい学びや経験を得ることで

この領域が、まるごとコンフォートゾーンに変わっていきます。



私は、熊本の田舎町に住んでいました。

初めて東京に行ったとき、都会の街並みが凄すぎて

頭がクラクラして、目が回りました。


とにかく怖くて、友だちの後ろについて行くのが精一杯で

どこへ行ったのかも覚えていません。


その後、東京に住んで働いて

怖かった東京にも慣れ、楽しくなって

東京の暮らしが、私のコンフォートゾーンになりました。


私のコンフォートゾーンが広がったのです。


今までは、「とてもできない」と思えたことも

できはじめるのが、この領域です。


“自分のコンフォートゾーンを、どこまで広げていけるか”

これは、人が成長する上で、カギになるポイントです!



『グロウスゾーン』成長の領域


成長のプロセスの最終段階です。


この領域にいるとき、人は自由で

「なぜこれをするのか」という

自分の目的をしっかりと意識できています。


マズローの『5段階の欲求』の最上位にある

“自己実現” もこの領域です。


そして、この領域に入ることが

WHO(世界保健機構)が認める

“霊的健康” の状態になるのだと、私は思うのです。


この段階までたどり着くには

居心地の悪いこともありますし

打たれてもへこたれない回復力も必要です。


「トライ&エラーを繰り返して成功する」

なんて簡単に言いますが

そんなことができる人が、どれだけいるのでしょう。


この領域まで来れる人の数は、決して多くはないのです。


人は、パターンに慣れる生き物です。

『怖れ』が、普段いるコンフォートゾーンへと

引き戻そうと働きます。


「怖い」という氣持ちが、私たちの行動も向きを決めてしまい

逆戻りしたり、逃げ出したりしてしまいます。


成長の領域である “グロウスゾーン” まで来ていると

私たちは、新しい視点や考え方を持っています。


自分に制限をかけないで

新しいゴールや、目標設定ができ

それを達成できるという自信があります。


自己肯定感が、とても強い状態です。



人が成長するとき

一番難しいのは、「怖れの領域」であるフィアゾーンを抜ける

最初のステップです!


怖れを捨てて、一歩踏み出そうとした途端

自分の周りにいる「コンフォートゾーンに居続けようとする住人達」が

足を引っ張り始めるので

勇氣と決断が必要です!



『人生はコンフォートゾーンの外で始まる』

という言葉があります。


お母さんの愛情いっぱいのお腹の中

居心地のよかったお腹の中から

おぎゃーと生まれたきた私たちは


すでに、コンフォートゾーンを抜けて人生をスタートさせています。

だから、大丈夫!

まだまだ 成長できるはずです。



今回は、ポジティブなマインドでの

コンフォートゾーンを超える「成長の4つの領域」を

ご紹介しました。


「こんなの、前向きな人たちのことでしょう」

ネガティブマインドのうちの夫も

こんな話は、完全否定です。


自分には運がなく、いつもチャンスがなくて現状維持

お金がなくて貧乏だ! と言い張るのです。


そんな、ネガティブ状態の方にも

等しくチャンスは来ているのです。


それに氣づいていないだけ!


ものの見方を変えれば

すでに、コンフォートゾーンを超えて

さらに大きなコンフォートゾーンを広げていることに氣づくでしょう。


そのことについては

次回につづきます。