思い通りになること ならないこと
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
こちらのブログはiPadで書くことが多いのですが、先日iPadのOSをアップデートして以来、Bluetoothで接続しているキーボードの方向キーが反応しなくなってしまい、地味に不便になりました。
先月の台風前夜から始まった耳鳴りも、片耳ではあるものの、おそらく私のきき耳にあたる方だったようで、ちょっとした会話で聞き取れない場面が増えました。
この二つはまったく異なる現象ではありますが、私の生活にこれまでにはなかった負担を強いているという点では共通しています。
致命的な支障があるものというわけでもありませんが、確実にこれまでと同じようにはいかないのです。
これまでは支障なくできたことができなくなるというのは、よほどの聖人でない限り、「思い通りにならない」怒りにつながるものです。
不便を感じた時に実際に逐一怒りを振りまくわけではなくても、ストレスとして心の中に降り積もります。
人生の中で、思い通りにならないこと、どうしても避けることのできない困難というのは、しばしば現れます。
けれども、自分にはどうにもならない困難と同時に、自分が動くことでどうにかなる(解消できる)困難というのも、実は少なからずあるものです。
どうにもならない困難を超えていくためにも、どうにかなるものは一つ一つ解消して、少しでも自分が快適に過ごせるようにしてあげることも大事なことです。
すべてのストレスを回避することはできないとしても、我慢する必要のない、避けられるストレスもあります。
その時々で湧いてくる感情には少なからず翻弄されますが、心に降り積もったストレスをできるものから一つずつ解消して、言動や行動の決定打は、感情ではなく理性にあずけられるようになりたいものです。
かしこ