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WONDERFUL LIFE - DOJINBARの女将

譲渡会でのこと

2019.10.17 09:28


今日は、応援している保護活動してくれてる方の投稿を読んでください。



書こうか書くまいか悩んだけど…

ちょくちょくあるこの気持ち。

書くことにした。

先日の譲渡会でのこと。


ビビリのワンコが、譲渡会場に着くまでにキャリーの中でウンチをしてしまい、踏みクチャにして身体中ウンチまみれになってしまっていた。


ビビリだし、逃走したらダメなので、まず、ケージを広げ、シートを敷き詰めてから拭いてやろうと思っていたが、早めに来場された方々が集まってきて

「うわぁ…うんこまみれになってやるわ」

「かわいそうに」

「体調わるいんちがうの」

「早よ拭いたらな」

という声が私の耳に飛び込む。


その後、ケージの中でワンコを出して、ウエットティッシュで座りながらウンチを拭き取っている間もケージの周りに人が集まり上から覗き込むように私とウンチまみれのワンコに対して「まだついてるわ」「うわぁ、大変やな」とか…


なんていうかなぁ…

なんかすごく惨めで悲しい気持ちやったんよ。


私の勝手な思いかもしれんけど、すごく惨めで悲しい気持ちになった。


ウンチまみれになった子を見て「うわぁ…」と顔をしかめてるけど、毎日毎日こんな感じよ。保護活動ってそんな綺麗なもんじゃない。美談だけじゃないんよ。


どのボランティアさんも、「助かって良かったです」のその先を、幸せに繋げるまでの毎日毎日を頑張ってるんよ。


また、保護っ子の病気や疾患を伝えた時に「病気持ちやて!」と言われたり

「初めから病気のある子はちょっと…」

とか、まだ5.6歳で「歳いってやるんかー」

とか…etc


すごく悲しい気持ちになる。

それでも私たちは伝えていかなあかん。

知らない人はたくさんいる。

私たちもなんらかのタイミングで知ることが出来て今に至る。


そう考え直し、悲しい気持ちを抑えこれからも伝える。


保護っ子たちには、みんな保護されなければならない理由があったこと。保護っ子たちを家族に迎える「真意」を。




保護動物であってもなくても…

保護犬や保護猫であってもなくても

犬や猫って、そういうものよ

子犬も老犬も同じように手も心もかけるものよ


それが出来ないのなら、ペットを飼うことは難しいでしょう。


自分の生活と幸せだけを考えて人生を頑張った方がいい、自分以外のまして言葉が話せないペットのお世話までなんて、出来る時と出来ない時があってはいけないのだから、最初からペットとの暮らしを求めることはやめといた方がいいよと思っています。


ほんと可愛いの

でも、必要なことがあるの

健康であり、綺麗にするのは、私たち次第

たいへんなことを大変だと思わない人でなきゃ、無理よ… そう思うよ私


人の手から離れてしまった迷子などの放浪やさまざまな理由から保護された犬や猫は、

衰弱し汚れ傷ついてるもの。

なかには病気を患ってしまっていたりもする。シニアとなれば、飼い犬たちでも私たちと同じようにアチコチが弱り、元気な成犬期とも違い、定期的な検査やメンテナンスも必要となりますよね。子犬にかかるお世話のように、老犬には介護というお世話も必要となります。


今回この投稿についてSNSで意見を添えてシェアをさせていただきました。

その時にフォロワーさんから大切なコメントをいただきました。

犬を探しに譲渡会に足を運ぶような人って、こんな反応するだろうか…が、まず疑問。自分も何度が譲渡会に行ったけど
わざわざセカンドオーナーになろうとする人って脱糞ぐらいじゃ驚かないよ。なんか情緒的すぎる気がする。


実際に譲渡会に行かれたり、さまざまな活動されてる方がいて、その仕方も人の数だけありますし、私も養うようにしてますが、疑う目も必要であったりする保護活動の観点から見て、そこについてもよく知ってる人からしたら、そう感じられるかもしれません。


しかし、当然ながらいろんな人がいます。


はじめて譲渡会に行くひともいれば、何度も出会いを求めて足を運んでくれてるひと。

いろんな人たちが譲渡を考えてくれてます。

破断なんて話は少なくはないです。

譲渡後に返還なんて話しも聞きますよね。

良くも悪くも、保護動物については話題になっていますから、世の中の人たちがペットを飼うなら保護犬や保護猫と考えてくれるようになっていますよね。


良くも悪くもと書いたのは、しかし、よく知らないでショップに行くくらいの感じも否めない人たちもいます。それが悪いということではなく、実際に行ってみて、そこで知らないことを知り、犬や猫たちを知り、お世話のことを知り、保護活動と保護動物への理解を深めることを求めてもらえたら良いと思うんですよね。そこでしっかりと見て聞いて知ったとき、例えば自分には「無理」と思うことも大事なことだとも思っています。

保護犬もいろいろ、犬もいろいろ、保護犬であってもなくても、「終生飼養」一緒に一生を共にするパートナーとなるのですから、自分のライフスタイルや自分にあった犬や猫を焦らず探せばいいのだと思います。


誤解されたくないのですが、私は知り合いだからとか、応援してるからということだけでシェアはしてません。長くいつも見てきています。彼女のまわりは応援と支援する方々は自主的にはいるものの、支援金や物資を集めた活動はしていません。地道に無理なく家族の理解と協力を得て出来る範囲で懸命に生きる動物たちのために保護されてきています。


譲渡までのこと、保護した犬たちの状態や様子、その毎日、必要となるお世話のことなど、綺麗ごとなどではなく、命を守り育てることのたいへんな部分こそを包み隠さずに投稿してくれてることに感謝さえ感じています。可愛いのは当たり前のことですからね。


私は立派なひとだと思ってますし、時にはこうした経験からの感じたことの投稿をしてくださることで皆様にもお伝えしながら、自らも考え、皆様と感じ考えあっていけることも有難いです。



生きることを身をもって教えてくれる存在が、私にとって家族であり、ペットでもあります。ペットと一言でいえるけれど、その存在の在り方は飼い主さんと同じだけさまざまですよね。皆さまにとって、ペットとは?

Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP





関西方面の方で譲渡を受けられるお考えの皆様がいましたら、一度こちらも覗いてみてください。よい出会いがありますように…