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トランペット・トロンボーンレッスン

【トランペット】オーバーブローについて

2019.11.13 02:06

オーバーブローとは?

僕は唇の振動に対して、息をいれすぎている状態の事だと思っています。



僕も高校や大学くらいのころは良くオーバーブローと言われましたし、実際そうだったと思います。

音のキレイな同級生の女の子に音汚いって言われて、当時イラッとした記憶があります。笑

逆にいくらキレイな音で吹けても聞こえなきゃ意味ないしって思っていました。




今は、無駄に息を入れすぎるのは良くないけれど、音が開くのは良い事だと思っています。

というのも、音が開いている=オーバーブローと思われがちなのですが、実際は違います。


ちょうど先日、以前から憧れているトランペット吹きの演奏を間近で聞く機会があったのですが、良い意味で開いた音だな。と再確認しました。

もちろん、とてもキレイな音でとても唇の振動効率が良い音です。


オーバーブローしないようにする練習方法

できるだけ小さい音でロングトーンする。

これが一番だと思います。


少ない息で音が鳴るようにひたすらやります。そしてちょっとずつ音量をあげていきます。

その時意識することは、大きくなるにつれて、息を入れるという感覚より、響きを広げていくという感覚で吹いてみてください!


もちろん息も多くなっていきますが、無駄に息を入れすぎないように注意します。

そして、お腹でしっかり支えて吹いてください。


要は、振動の効率をあげる練習です!


感覚を変える

大きい音を出しなさいと言われると、できるだけたくさん力んで、たくさん息を入れる。というのをついついやってしまう方も多いのではないでしょうか?


しかし、実際は全力で吹くことは逆効果です。オーバーブローになり、響きが消え、ただの汚い音になってしまいます。


しかし、この時吹いている本人は楽器が鳴っているように感じています。


僕もそうでしたが、自分では息をいれて吹いていると大きい音が出ていると思い込んでしまいます。

これが大きな落とし穴であり、オーバーブローの原因だと思います。


なので、人に自分の音を聞いてもらい、自分の音で一番音量がなっているところを認識しましょう。逆に息を入れすぎたパターンも聞いてもらい、オーバーブローして音が曇った状態も認識できると良いと思います。



できるだけ力まない

僕はすぐ力んでしまうため大勢で吹く本番の時などはできるだけリラックスして吹けるように気を付けています。もちろん体の支えは必要です。必要な力はきちんと使い、不要な力はなるべく抜きます。


前までは、大勢で吹くと自分の音が聞こえなくて吹きにくくて嫌だな。と思っていましたが、最近は逆にチャンスだと思っています。


周りがすごいうるさいときに、力まなくても鳴るポイントを探す練習になるからです。

まだ模索中ですが、たまに楽に吹いているのに自分の音が大きく聞こえる瞬間があります。


先日、尊敬するトランペット奏者が、

「キレイな音じゃなきゃいけないし、キレイな音を目指していれば音も飛ぶようになるから、力みすぎちゃだめ」

という内容のことを言っていました。


僕も、もっと楽に飛ぶキレイな音が出したいと思っていて、ずっと研究しています。

すぐ答えがでるものではないと思いますが、オーバーブローしてしまう人にとって、小さい音での練習は、唇の振動の効率をあげる、良い練習になると思いますので是非試してみてください!


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