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健康と幸福のためのスピリチュアル入門

不幸だと思うとき、コンフォートゾーンを抜けています

2019.10.18 23:50

ようこそ♪

“健康と幸福のためのスピリチュアル”を追究している

ルビーです。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。


*-*-*-*-*-*-*


先日書きました、『成長の4つの領域』のつづきです。

そのときの記事は、こちら




「成長するためには、コンフォートゾーンを超えることが必要です」


そして、小さな変化を設定して

小さなことからコツコツと始めることで

成功体験を経験します。


新しい環境に出てみると

そこには、コンフォートゾーンに留まらない前向きな人たち

同じように成長領域へ向けて、旅をしている人たちに出会うことができます。


それは、とても心強くて、お互いに刺激を与え合うことのできる仲間です。


私も、若いときからいろいろな場所へ行き

ワークショップやセミナーを受けて

インストラクターやセラピストとしてのスキルを磨くだけでなく

ココロの成長もできたと自負しています。


それは、やはり支え合い刺激し合う仲間がいるからです。

昔も今も、そのような人たちに恵まれたことは

本当にありがたいことだと思っています。


私を含めて、こういうタイプの人たちって

ポジティブで行動的で、いつもリア充な人種だと思いますか?


恥ずかしながら、私は

ネガティブな思考の人たちは、その考え方を変えなければ

成長できないし、幸せを実感できないと思っていました。


「自分にはできない」

「そんな幸運は巡って来ない」

そう言って、自分の殻に閉じこもっている人の多くが

病氣や炎症などの痛みを抱えているからです。



今回、成長のための4つの領域を調べて考察したとき


「コンフォートゾーン(安心の領域)を超えるって

ポジティブなことばかりじゃなく、ネガティブなことでも起こるよなぁ」

そう考えました。


たとえば、うちの父の場合。

自営業だった父は、事業で失敗して多くの借金を抱えました。


家族6人で、楽しく暮らすための新築の家を建てたばかりです。

4人の子どもは、まだ小さくこれから学費もかかります。


「この先どうしよう……」

この状態が、意図せずにコンフォートゾーンから放り出された状態です。


その他にも

・急に病氣になって入院・手術が必要だと言われた

・災害に遭って、住んでいた家が壊れてしまい再建のめどが立たない

・突然、愛する人との別れがやってきた

などなど


安心・安全の領域から、いきなり放り出されることって

意外と多いと思います。


そして、氣つけば

『フィアゾーン=怖れの領域』の中にいるのです。


慣れ親しんだものから離れ、想像もしなかった別の環境に立っている自分。

不安になったり、自信がなかったり、後悔して逃げ出したくなります。


この領域の特徴の一つは

“安心のコンフォートゾーンに戻りたくてたまらない”


自分が意図して、抜けて来たならともかく

絶対にそうなりたくないのに、なってしまっています。

混乱して、自暴自棄になる人もいるでしょう。


私の父の場合

「早く安心の領域に戻るためには、借金を一度に返してしまうことだ」

と考えたようです。


そこで、一攫千金を狙って、ギャンブルを始めたり

儲け話があるとそそのかされて、怪しいビジネスに手を出したりと

借金は、減るどころか 増える一方でした。


“怖れの領域” のもう一つの特徴は

周りの人の意見に影響を受けやすいということです。


安心したいために、耳障りのいい言葉に

つい、だまされてしまいます。


また、家族が責めてしまうと

その言葉に影響されて、「早くなんとかしなくては」と

プレッシャーがかかってしまい

お酒や薬に逃げてしまうことも多いでしょう。


「もう、元の環境には戻れない。

だから、新しい環境を1からつくり出すのだ」


という、氣持ちの切り替えが必要になってきます。


そして、怖れを真っすぐに見つめ

他人の言葉から受ける影響を乗り越えなくてはいけません。


そんなときに、家族や周りの支えと協力が必要になります。


次の『ラーニングゾーン=学びの領域』に入ると

困難だと思われたことが、できるようになり

見通しが立ってきます。


ココロに、明るい光が射しこむように

新しい課題に挑む勇氣や自信が湧いてくるのです。


ここでのポイントは

①とても小さな変化を設定すること

絶対にできる小さなチャレンジから始めることで

成功体験を経験すること。


借金返済の場合は、一度に返済しようと思わず

毎月支払える金額を、コツコツと返していくことです。


依存症の方の場合は、「今日1日飲まなかった」ということの

積み重ねです。


②新しい環境、新しい経験をすること

私の父は、警備員のアルバイトを始めたのですが

これが、とてもよかったようで退職するまで

誇りを持って働いていました。


亡くなったとき、写真がなくて

父の遺影は、この警備会社の制服姿の証明写真です。


とてもいい顔をしていて

私たち家族は、この写真を見るたびに

当時のエピソードを思い出します。


父だけでなく、母も私たち子どもたちも

コンフォートゾーンを追われ

大変な目に遭った、大事件でしたが


家族全員で協力して、借金を完済したこの経験は

私たちのこれからの人生に、自信をつけさせてくれました。


そのおかげで、夫の借金の返済の時も

冷静に対処して、完済できたのです。



最終段階の『グロウスゾーン=成長の領域』に入ると

私たちは、新しい視点、新しい考え方を持つようになります。


これまでのことを俯瞰して考えることができ

「あのときの経験があったから、今の幸せがあるのだ」

と思えるようになるのです。



“ピンチはチャンス” を体現できたことで

新しいゴールや、目標設定をすることができ

それを達成できるという自信もあります。


多くの成功者が

どん底から這い上がって成功した というセクセスストーリーは

この4つの領域を、乗り越えた結果なのです。


もし

あなたが今、不幸だと思うなら

辛い状況にいると感じるなら


それは、安心の領域を抜けて

怖れの領域の真っ只中にいるのかもしれません。


この領域は、一時的な場所です!

大丈夫、すぐに抜け出せます。


怖れを真っすぐに見つめて、目標を決めましょう。

そして、勇氣を持って、一歩踏み出してください。


愛を持って、見守ってくれている誰かが

必ずいますから!