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ひとと動物のくらしを考える会ちば

2019/10/4~N市生活困窮とペット問題対応

2020.02.12 04:11

飼い主さんの生活困窮と体調不良を背景として、避妊手術が行えず、10数匹に増えてしまい、猫たちも怪我や風邪等で医療が必要な状態の子がいる現場を対応しました。体調不良から片付けもできておらず、家の中がゴミ屋敷状態となっていました。

飼い主さん自身も、猫たちにきちんと避妊手術をして、環境を整え、猫たちの新なご家族を探したいと希望しているのですが、収入的には本当に最低限の生活費での生活のため、10数匹の避妊手術代の捻出が難しい状況でした。

そこで、ご本人のご了承の元、2019/10/4に、行政、医療機関、福祉窓口、動物保護団体、当会といった関係機関で集まり、情報共有と役割分担を行いました。

当会は、飼い主さんを社会福祉制度へつなぎ、避妊手術費用の一時立て替えを行いました。毎月、無理のない範囲で飼い主さんから立替分を振り込んで頂くことを行いました。

猫たちは飼い主が責任を持って面倒を見ながら、動物保護団体の方で譲渡会等に出し、新たな飼い主を探していくことになりました。


10/25には、関係機関で集まり、飼い主さん宅の片付けを行い、猫が暮らす環境を整えました。10月初旬~11/29にかけて、治療や避妊手術を行いました。

かかった医療費と環境整備費の合計は229,897円でした。


飼い主さんからは毎月きちんと立替分のお支払いをしていただいています。