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Kazu Bike Journey

Okinawa 沖縄の旅 Day 78 (18/10/19) Visit Gusukus in Itoman 糸満市グスク巡り (糸満市 ⑥)

2019.10.19 12:00

Nashiro Hamlet 名城集落

Kohagura Hamlet 小波蔵集落

Itosu Hamlet 糸州集落 (10/15に記載)

Ishiki Hamlet 伊敷集落 (10/15に記載)

Nashiro Hamlet 名城集落

2015年の国勢調査によると人口313人、世帯数は149世帯の小さな集落で写真の丘陵部分に民家が集中している。ここに名城ビーチがあるのだが、現在は閉鎖して2020年開業でホテル建設をしている。沖縄では南部/中部の北側の海岸は観光リゾート地となっているが糸満市はその様な所が無い。ここがリゾート化に進んでいるのは観光面では良いと思う。海はエメラルドグリーンで見ているだけでも気持ちが良いし、海岸線はその趣が場所ごとに変わる。散歩などノンビリと過ごすには良い地域。それに興味が有れば沖縄戦の遺構が数多く残っており、それを巡り考えるのも良いだろう。

Fensa Gusuku Castle Ruins フェンサグスク (名城グスク)

糸満市字名城集落の外れ、標高約25mの北側丘陵に築かれている。築城時期や築城者は 不明だが、南山グスクから来たという名城村の宗家 仲原 の始祖であるタルマサ王の伝承が伝わる。タルマサ王の息子のトゥンビベンサは、名城村の発展に尽力したといわれている。拝所への道は整備されているが、それ以上奥へは雑木林に阻まれて進めない。グスクは全域は名城集落の聖域だそうだ。集落側には建物で囲われた拝所がある。珍しいことに灯籠が中に祀られていた。(昔は灯籠だけだったそうだが今は大切にコンクリートの小屋にはいっている)

奥に入ると、岩壁に墓や拝所が沢山あった。ここへの道は整備されているのでこの集落の住民は今でもお詣りを続けているのだろう。タルマサの孫の四郎樽金 (シルタルガニー) の墓がある。(写真の右上から2つ目) 四郎樽金は勝連グスクの浜川按司の娘で絶世の美女と言われた真鍋樽 (マナンダル) を嫁に迎えた伝わっている。この真鍋樽にはいくつか逸話があり、沖縄ではそれなりに知られている。別の機会に紹介しよう。

Kohagura Hamlet 小波蔵集落

2015年の国勢調査によると人口301人、世帯数は70世帯の小さな集落。小波蔵はこちらの言葉では「くゎんぐゎ」と読む。

Chichama Gusuku Castle Ruins チチャマグスク (チケヤマグスク、ムトゥヤマグスク)

糸満市の小波蔵集落北側の丘陵にある。今日の走行ルートの地図でもわかる様に、この丘陵には他に、仲間グスク、安里グスク、糸州グスクが並んでいる。このグスクは城塞ではなく聖域の拝所としてのグスクと思われる。グスク内には数多くの配所があり、綺麗に整備されている。このグスクが小波蔵集落発祥の地だそうだ。昔は今の様な形ではなかったかもしれないが、この集落の人たちがこの拝所を大切にして信仰している事は整備が行き届いていること事からもよく分かる。

Nakama Gusuku Castle Ruins 仲間グスク (小波蔵グスク)

チチャマグスクから直ぐのところにこのグスク跡がある。

小波蔵集落の北東側寄りで糸洲集落にまたがって石灰岩丘陵上に位置する。仲間按司の拠城だったと言われている。グスク跡と推測されているところまで行くと入り口らしき所があり、拝所と古い墓があった。ここから中に入る事を試みるも、深い雑木林でとても前に進める様な状態ではなかった。

ここからも海岸線が望める。

帰宅後、インターネットでこの グスクを調べると別の道からグスクへ入れる事を見つけた。再度行くことにする。

Itosu Hamlet 糸州集落 (10/15に記載)

Asato Gusuku Castle Ruins 安里グスク (10/15 記載)

Itosu Gusuku Castle Ruins 糸州グスク (10/15に記載)

Ishiki Hamlet 伊敷集落 (10/15に記載)

Ishiki Gusuku Castle Ruins 伊敷グスク (10/15に記載)

これで第一回目の沖縄の旅は一旦終了とする。10/21に定期検査の為に東京に戻る。明日、明後日は一日中雨予報で、洗濯、掃除、東京への準備に充てる。東京には1週間ぐらい滞在して、友人に会う予定。もう既に毎日予定が埋まってきている。滞在が1週間で済むだろうか? 東京の後は日本一周の旅の最後に残っている紀伊半島を巡ろうと思っている。紀伊半島へは東海道を走って行く。東海道を走るのは2回目。前回は京都からだったが、今回は東京日本橋を出発点とする。名古屋から紀伊半島に南下して、ぐるっと周り大阪から再度、沖縄の那覇に戻って、沖縄の旅の二回目をやる予定。