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France maison

ジャムの基本:Confiture de mûre

2019.10.23 04:32

ブラックベリーのジャム

料理方法:煮込むだけ
その前に・・・

・計量器

ジャムは、果物の大きさや量で砂糖の分量が変わります。果物◯◯gと表記しても、旅の途中にその量が手に入れられるとは限りません。ここでの表記はあくまで目安です。また、作ること自体はとっても簡単ですが、重さを計る必要があるため、計量器がないと難しいかもしれません。

アパルトマンには計量器がない所が殆どのようなので、事前に確認するか軽量タイプを持参するといいです。シャンブルドットやホームステイ先では、一緒に作れるか相談してみるといいです。


・砂糖

かなり多く必要です。かといってスーパーの大袋では使いきれないので、こちらも持参若しくは残りを持ち帰るか、置いて帰るかしかなさそうです。 


・瓶

滞在中に食べきらず、保存用として日本に持ち帰りたい場合は瓶が必要です。フランスに行ってから瓶詰めの食糧を買って、食べ切って使うこともできますが、大きい物が多いです。小瓶や中瓶を日本から数個持参する方が、手間は少ないです。


煮沸消毒の方法

カビ防止のため、ジャムに限らず全て瓶詰めをする前には必要です。日本でのやり方、フランス式、どちらでも構いません。行うタイミングは、ジャムを煮詰めている間に始め、出来上がる前に終わるようにします。


■日本の一般的な方法

1.瓶の全体が浸かる鍋に瓶とフタを入れる

2.たっぷりのお水を入れ沸騰させる

3.10分加熱して清潔な布巾の上に置いて

水分を蒸発させる


■あるフランス家庭の方法

1.瓶が入る深い鍋か桶に瓶とフタ両方を入れておく

2.別の鍋かヤカンでたっぷりお湯を沸騰させ

3.フタの裏めがけて、そのお湯を注ぐ

瓶に直接かけると割れるので注意

瓶全体に行き渡るように回したりする

4.3分ほどで布巾の上に置いて水分を蒸発させる


瓶は逆さまに置き、フタで斜めにすることで

瓶の中に蒸気がこもらないようにする


お買い物 ※中瓶3個分ほどの量

ブラックベリー・・・600g

レモン・・・1個

砂糖・・・180g(果物の30%)


マルシェではカゴ盛りで売られています

これはシャンブルドットの敷地で収穫


シンプルレシピ

1.果物の分量を計る

2.砂糖の分量を計算して計る

3.砂糖を絡めて最低2時間は放置

※果物によって時間は変わりますが

ブラックベリーは少し長め

4.水分が出てきたらジャムを一気に煮詰める

5.途中でレモン汁を加える

6.濃度のチェック、お皿に1滴垂らす

すぐに傾けて垂れ具合をチェック

もったりゆっくり垂れたら出来上がり

7.急いで熱々のうちに煮沸消毒した瓶に流す

フタをしっかり閉めて裏返し冷めるまで放置


フランスのジャム

ジャムはフランスの家庭になくてはならない必需品。パンに付ける以外に、チーズに添えたりお料理にも使う。フランスの砂糖は日本のものに比べて甘味が優しい。元々の果物自体の味がしっかりしてることも重なって、味がぎゅっと濃縮される。そのままスプーンですくって食べられるほど甘さ控えめなのがスゴイところ。


数種類を掛け合わせてマリアージュを楽しんだりもする。これは、庭で収穫した果物を使ったマダム手作りのジャム。リンゴとシナモン、洋ナシとアーモンド。どちらもそのままで美味しいデザートのよう。

他にも、苺とミント、桃とアールグレイ、杏とプラム、レモンとオレンジ、いちじくとルバーブ等、

パリエーション豊かで、味を想像するだけでワクワクする。


どんな組み合わせにしようか?

マルシェを歩きながら考えて

世界で1つのオリジナルな味を見つけてくださいね。


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